【2019年7月29日 10:20 PM更新】
仮歯放置の最終回 時間と手間は半端ない
最後に前歯の仕上げ 前歯を製作するのはあの手この手で
奥歯は最後の法則 どおりに
前回からの続きです。
前歯は残り2本。
これをいかに作るかによって
最終的な、仕上がりの善し悪しが
決定します。
噛み合わせ修正から
噛み合わせの上下が逆の場所がある。
上の歯は前にあり 下の歯は上の前歯の裏側に
この噛み合わせが、通常の状態ですが
ここの場所はその逆です。
後ろと前の逆転ができるのか
モックアップを作り、シュミレーションします。
逆転できることはできるのですが、
上の歯が、顎変形のために短いために
このまま製作すると美観が落ちます。
そのために、レーザーにて
歯肉切除 形成を行いました。
この状態でしばらく我慢して下さい。
ああだこうだのといわない方でしたので結果は良好です。
歯肉はきれいにリカバリーしました。
患者さんが協力的でないとここまでできません。
もう一度モックアップを作り隣の歯も揃えました
咬合挙上をしてあるので、上下のスペースがあります
ああだこうだの という方は
絶体に咬合挙上はできません。
しかし、協力的な患者さんのおかげで
当方のWEBには咬合挙上の
症例がたくさんあります。
ファイバーコアの装着
歯を製作するに十分なスペースがあります
私の頭の中にある
設計図どおりになりそうです。
ジルコニアクラウン完成
AIは,良好に認識してくれました。
ジルコニアウラウン装着
個人情報ですので,お顔はお見せできませんが。
大きく顎変形があったので、
顔面バランスはかなり崩れていました。
徐々にバランスを回復していったので
バランスもほとんど問題ないほどに
回復しています。
この程度まで回復しているならば、
対面している人にはほとんど分かりません。
例によって、仮止めの時には
仮歯の影響で、
歯肉とジルコニアが剥がれている感じがします。
スマイルライン
最初から目的にしたわ訳ではありませんが
ここまで良好になりました。
この状態で、時間が経過してゆくと
ご自分の筋力で
かなりきれいな「スマイルライン」
になる物と思います。
この症例の自由診療総額
●ジルコニアクラウン前歯 38,000円×制作本数
仮歯放置での転院 2019その6 最終状態に続く。
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