【2025年10月15日 1:37 AM更新】
概要
修復物は長い時間で動くことがあります。
ジルコニアボンドクラウンが、脱離したので
来院した患者さんです。
当方で制作したものではありませんが
きれいにしました。
ジルコニアボンドクラウンが外れた
最近定期的にお手入れに来院する患者さん
ややピンボケですがしっかりとした土台(コア)
が入っています。
透明度の高いジルコニアボンドクラウン。
透明度が高いので写真がピンボケ
外れたジルコボンドクランをセメント合着
当方の美観からするとちょっとねえ。。。
患者さんから20年以上前に
制作したものだとお聞きしました。
製作時は歯の先端はきちんと
左右対処であったのだと思います。
神経のない歯 すなわち失活歯は、
歯根の先端に感染病巣がある場合が多く
わずかな病巣でも、自己免疫反応で
歯が浮き上がってくる場合があります。
この事例も同じだと考えられます。
このままでは気分がよくないので、綺麗にしてあげよう。
第一段階 まだまだ・・・・
顔面に対して水平垂直も位置決めをして
左右対称に形態修正後、磨きをかけました。
よいものは長持ちです。
20年以上前の補綴物ですが綺麗になりました。
この方の場合は歯周病処置も含めて
定期的にお手入れすることがおすすめです。
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