歯が痛い 歯の中にある神経の生態反応による変性 二次象牙質と象牙真珠


【2025年10月1日 7:37 PM更新】

概要

 

 

制作中

歯の神経にはきわめて微弱な防御は反応がある 感染や歯の減りなどの機械的な損傷を防御

刺激により歯の中にある神経は石になる 二次象牙質

歯の神経にも極み手な防御反応があります。

極めて弱い反応ですが微妙が侵襲が長期に持続すると

歯の神経すなわち歯髄は微弱な刺激により

自らが石灰化して石になる・・象牙質になって

自分を防御します。

この反応は極めて弱い刺激が

長期にわたって続く場合に怒る反応です。

 

●きわめて小さな亀裂があり、そこからの弱い感染

●歯ぎしりなどで歯が減ったため、神経に機械的な刺激が続く場合

 

などにしばしば観察されます。

臨床的には抜髄時 すなわち根管治療により

歯の神経を取る場合には、根管に硬い蓋がされているのと同じで

治療の妨げ・・というより治療が面倒になります。

 

ジルコニアが被っている歯が痛みだした症例

症状から推測すると

歯の中が原因ということで

神経のある髄腔をオープンすると

なかなか根管が見えてこない・・・

こういった場合には、慎重に神経倥のある部位を

磨くように開けてゆきます。

下の画像は髄空の角が出たところです。

この段階で大きく二次象牙質が形成されているのが分かります。

このジルコニアが被ってい歯は、外観だけで判断すると

虫歯の兆候がほとんどないような歯です。

しかし微妙な亀裂などがあり

長期間にわたる歯髄感染があった為に

神経が変性したものと割れます。

痛みを感じたために根管治療となりました。

 

髄腔の真ん中に二次象牙質の塊があります。

これを「象牙真珠」と呼びます。

 

取り出した象牙真珠

神経が壊疽しているので

黒変しています。

 

別の症例の象牙真珠

真ん中に丸い二次象牙質

これが象牙真です。

歯が全体的にグレーなのは

テトラサイクリン着色と呼ばれる

元々からの着色ですが

遠心部分から虫歯が見られます。

 

 

 

 




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