【2025年2月25日 9:07 PM更新】
概要
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歯ぎしりで先端が欠けてきたとき 充填処置は慎重に
歯医者で充填処置をした場合にそこから崩壊することがある。
特に歯の先端のレジン充填に注意。
レジン充填をしたことにより、
そのレジン充填がすぐに吹き飛び
レジン充填を繰り返すことにより
最後は歯が崩壊した事例に、しばしば遭遇します。
例1.
前歯が減っている
この場合には絶対に削ってはなりません。
歯の先端が割れた・・・と歯科医院に行くと
一般の歯科医院では削ってレジン充填処置をします。
レジン充填は強度がないので
外れたりした、傷口を大きくします。
例2
極端な例ですが、ここまで歯ぎしりで崩れても
歯科医の手が加わってないから、原形のままです。
例3.
この程度の摩耗でも「歯が割れた」と
しばしば来院する人がいます。
この程度のことで歯を削って
レジン充填をすると、
詰め物が取れた。。。と繰り返し歯医者に行き
最後には歯が崩壊するかもしれません。
下顎の前歯を見ればわかるように
明らかに歯ぎしりによる損傷です。
先端がやや欠けても、絶対にレジン充填はしないこと。
例4
同じく先端が欠けた。。。
この場合には転んで先端が欠けた例ですが
この程度でも絶対にレジン充填はしないこと。
ヒビ 割れはあるものの、中の象牙質は弾力があるので
症状がなければこのままで大丈夫なことが
ほとんどです。
レジン充填をしてしまった例 レジン充填のその後
一度レジン充填をすると、・・
何度もレジン充填を繰り返す可能性があります。
一度先端にレジン充填をすると
壊れては充填 壊れては充填
パスルの駒が多くなったと同じ現象が起きます。
例1.
裏側から見ると理解しやすい
例2
歯が割れたと来院
ここまでになるといつ崩壊しても
やむおえないかもしれません。
レジン充填をしないと
歯ぎしりで大きく摩耗しても、歯は崩壊しません。
例1
充填処置がないのでここまで摩耗しても
歯は崩壊していません。
この前歯は普通の歯に修復するのに
時間と手間がかかります。
例2
重度の歯ぎしりですが
崩壊していません。
この患者さんの場合には、物わかりのいい人なので
奥歯を摩耗しないようにジルコニアで修復
転ばぬ先の杖 の対策をしました。
例3
レジン充填をしてありませんので
先端が薄くて透明になっても崩壊していません。
すり減って透明になった部分にレジン充填をすると
速攻で崩壊するリスクがあります。
この場合には、すり減っている奥歯があれば
その部分をジルコニアで補強して
すり減らなくする対策が大切です。
例4.
前歯にレジン充填がないと
歯ぎしりしても摩耗するだけで
崩壊はしない場合がほとんどです。
奥歯のインレーブリッジをジルコニアに交換して
歯ぎしり対策をしました。
例5
奥歯の金属ブリッジ 金属冠を
ジルコニアに知る際に
咬合挙上して前歯の損傷をブロックした例です。
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