スクリューピンは取るべきか?歯の中にある金属のネジ 鶴見駅の歯医者|北村歯科


【2025年11月17日 10:37 PM更新】

概要

 

スクリューピンがある場合に、

それを取るべきか?取らない方がよいのか?

の判断基準が大切となります。

スクリューピンの入った支台にジルコニアを製作

除去するかそのままにするか、症状と状況次第

歯の中に入っている金属のネジ(スクリューピン)を外した場合には
根管処置をして、別の方法で土台を作り直すことになります。

実際には、多くのリスクと時間と手間がかかりすぎます。

  • ピンがしっかりくっつきすぎていて、外すと歯が割れてしまうリスクがある

  • レントゲンで位置や深さを確認して、外せるかどうか判断する必要がある

  • 場合によっては「完全には取らず、上から別の処置をする」選択になることもある

といったことがあり、「必ず安全に取れる」とは言い切れません。

北村歯科の方針としては、
できるだけ歯を割らない・余計に削らないことを大事にしながら、
MTAなどを使って神経を守る治療や、

歯を残す方向で考えます。

またピンはほとんどの場合接着性レジンを使って

埋め込まれていますので、除去により歯が損傷したり

削れて小さくなるリスクが大きいと考えます。

「スクリューピンを本当に取った方がいいのか」

「今のままで大丈夫か」は、
レントゲンと実際のお口の状態を見て、

歯科医師が説明したうえで一緒に決めていく形になります。
不安があれば、

「ピンを外せる可能性」

「リスク」「他の選択肢」

を遠慮なく聞いてみてくださいね。

もしも歯に痛みがある場合には、除去必須

スクリューピンがあると、根管処置が行えません。

痛みがある場合には根管処置が必須となりますので

この場合には上記のようなリスクがありますが

除去して痛みを取ることが優先となります。

しかし根管治療後、いざ歯を作る という際に

歯の状態はあまり良いとは言えない状態かもしれません。

金属アレルギーの場合には、除去必須

ほとんどの場合には金属ネジ いわゆる真鍮でできていますので

金属が腐食・溶出していますので

このような病原体は除去すべきだと考えます。

続く




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