銀歯を白い歯に替えたい お願いされた以上をしてあげたいがプリンシパル 原理原則


【2025年5月16日 10:22 PM更新】

概要

 

ページ制作中

銀歯を白い歯に替えたいと 

 

 

 

交換の優先順位は状況を見て判断する

●左側の歯は腐食具合がひどく、重金属が溶出している

●右側のブリッジはインレーブリッジで支台が動いて

ブリッジと歯の間に隙間ができて、虫歯になっていることが

予想される、

 

右側ジルコニアブリッジ完成

ジルコニアブリッジ装着中

 

左側のインレーブリッジ除去 インレーブリッジは予後が悪い 無精をしないでクラウン支台に

インレーブリッジはブリッジと歯がしっかり固定できないので

隙間から唾液により細菌が侵入

虫歯になってくことがほとんどです。

インレーブリッジは歯をしっかり固定できないので

歯が動いて、大きなギャップが出来ています。

 

装丁通りに虫歯が・・・

技工物完成

 

左右の銀歯ブリッジが、白いジルコニアブリッジに交換できました。

 

ここからが本番 下の左右がジルコニアブリッジになりました 咬み合わせ 前歯の診査

下顎の前歯2本と上顎の前歯2本が異常な摩耗と変形

1.何でこのように摩耗しているのか?

2.何で上の歯と接触していない、下顎の歯が

小さくなるまで摩耗しているのか?

3.今後はどうなってゆくのか?

4.良い対策方法はあるのか?

 

咬合挙上という手法で咬み合わせを上げて、前歯にスペースを作りました。

 

 

上顎前歯の歯並び

一本変形歯があり、配列が乱れています。

前歯3本が異常に摩耗しており、

歯を途中からカットしたようになって

切断面が平面になっているのが分かります。

 

3本だけが異常に摩耗している

赤く印をつけました。

上の配列が悪いために、前歯で上下が咬みあっていないことを

無意識状態で、脳が認識して、前歯で咬める位置を

自動的に探り、前歯を酷使したために

摩耗したのだと推測できます。

また若干の歯ぎしりもあったとも思われます。

下顎の歯並びは決して悪いほうではありません。

 

自分の姿がどのように見えるのかは、ご本人は知りません。

このような咬み合わせ習癖があると、顔貌(顔つきに)に大きな影響がります。

自分以外から見ええる自分の姿は、他人目線で判断

ご本人はわからないまま、下顎を前に突き出していることが

多いと思います。

しかし、鏡を見ると、この状態を自分の意識で自動調整して

普段顔がどのようになってるのか知ることがありません。

 

普通の咬み合わせ状態になるとこのような顔つきになるように

ジルコニアブリッジを制作 調整しました。

この位置で前歯をオリジナルの長さに復元すれば

自分の気が付かない自分は全く別人のような顔つきに

なることが期待できます。

 

ここまで診査して、気づいたことを修正できるように

両側のブリッジで修正しましたが

この後、いろいろな選択肢があります。

1.上顎の前歯を3本ブリッジとクラウンで修正

2.上顎の前歯を2本だけで修復 その際には若干の隙間ができる

3.上顎の前歯を右側3本ブリッジで修復 左右の色あいが若干異なる

4.オプションとして、下顎の前歯2本を修復

5. 1.2.3.と4.の組み合わせ

6. 4のみの単独

 

予算と価値観によって決めると良いと思います。

初診時のままだと、いずれは前歯は中身が出ているので

以降、加速度的に摩耗して崩壊するリスクがありました。

 

 

続く・・・・

 

 

 

 




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