転院 最近の転院患者さんの状態はかなり悲惨な状況になってきた


【2025年2月10日 10:06 AM更新】

概要

 

制作中

転院してくる患者さんが、ここ最近ひどい状態なっている

日々に転院患者さんの状況は悪くなる 歯科界のレベルもかなり下がっているが

多くの転院患者さんが来院しますが

最近の歯科界のレベルが落ちているのは間違いなと思います。

近年は歯科の学校も定員割れで偏差値が底辺となり

歯科衛生士の学校よりもレベルが低いと言われますが

その理由は誰もが歯科医師になりたいと思わなくなったからです。

歯科医師になりたくない理由は収入が低いからに

そうありません。したがって優秀な人間は歯科医師になりません。

 

とにかく転院の患者さんは手がかかります。

いろいろな状況で転院なさって来るのですが

当方では大きく分けて二つに分類されます。

 

●複数の歯科医院を転々としている場合

この場合にはご本人に問題があり

いつものことでありますが

ああだ! こうだ!と大変な方が大半です。

 

●治療に問題がある方 代表例は

・歯医者に行ったら歯が痛くなった

最近歯の神経を取る処置 抜髄処置ができない

歯科医師が多いようで、神経を取ろうとして

無事に取れていない例が多く来院します。

この場合は根管処置やり直しとなります。

このWEBにも多くの例が紹介されています。

・過去の処置が原因で痛みだす。

わが国で根管治療をすると70~80%が失敗と言われています。

きちんと処置をご希望なら

根管処置専門医を受診することがお勧めです。

・歯科医院を受診したら、希望しないのに

多数歯を削られ、治療費が高額になった。

これは最近多い事例です。歯科医院を選びましょう。

・片っ端から削れて仮歯にされたが

治療費が高いので仮歯のまま放置。仮歯は危険なので

早く処置することがお勧めです。

・その他多くの事例がこのWEBで紹介していますので

ご参考に。

 

ジルコニアブリッジで転院 こんなひどいのは見たことない

転院しても大丈夫ですか?と恐る恐るお電話いただいたが・・・

歯肉から、上顎洞に貫通している危険な状態 

激しい歯ぎしりで金属に穴が開いています。

ブリッジになってる部分が痛んだので

歯科医院を受診したとのこと。

 

反対側

ブリッジを切断して、歯を抜いたそうです。

一番奥の歯が残存しているが

血餅がみえ、中に歯の破片らしきものがある

次回の来院でこの歯に土台を入れる予定だったとのこと。

当日は忙しかったので近日中にお約束を

取り直して時間をつくりました。

 

この穴がとんでもないことに こんなの見たことがない

人間の歯と脳の間は上顎洞と言われる空間になっている

その空間上で、脳と歯の間に目の奥があります。

ここからは歯の残骸 レジン充填の残骸らしきものを

ピンセットで除去すると、この空間はとんでもない深さで

底のほうが大きく広がっていました。

いわゆる上顎洞穿孔と呼ばれる状態で

完全に底が抜け魔界の空間に広がっていました。

通院していた歯科医師は

何をしようとしたのかは理解できませんが

次回には土台の方を取るとのこと。

 

おそらくことの重大さに気が付いていないのだと思います。

はっきり言って クレージー!

このような場合には閉鎖術をしなくてはなりません。

しかし、この穴の周囲には顎骨がありません。

このまま放置するととんでもないことになる可能性があります。

物わかりのいい人だったので、この閉鎖術をしてくれそうな

病院を羅列したところ、すぐに行くとのことでした。

もしかしたが、上顎洞にも何か入ってしまったかもしれません。

 

参考 上顎洞閉鎖術

人為的に削られているので、上記のように簡単な術式では

済まないと思います。

患者さんにその時の様子を聞いてみると

歯を削っているときに

鼻血が出たそうです。

 

その2に続く

 

 

転院の患者さんが来るたびに・これって仕事か?と疑問が頭に浮かびます。

他院での出来事の後始末は、当方の仕事かなあ という疑問です。

転院はとにかく手がかかります。

当方では処理できないかもしれないので

ご了承くださいませ。

 

参考 いつも困らせられている転院の症例 クリック!

 




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