【2026年4月2日 5:04 PM更新】
他院で治療中だった歯のことでお困りの方、転院を考えている方へ。
北村歯科では、治療途中の歯、外れた被せ物、仮歯のまま不安な状態、
治療後の違和感などについて、
まず現在のお口の状態を確認するところから始めています。
転院に関するご相談では、インプラントの上部構造が外れた、
根管治療後も痛みや違和感が続く、
前歯の見た目や歯並びまで含めて複数の問題が重なっているなど、
さまざまなケースがあります。
症状や治療歴によって、必要な対応は大きく異なります。
「とりあえず今の状態を診てほしい」
「このまま放置してよいのか知りたい」
というご相談でも構いません。
治療を急いで進めるのではなく、今できること・難しいことを整理し、
これからの治療の流れをわかりやすくご説明します。
過去の症例でその一部を患者さんと
受付でのスタッフメモを添付してご紹介します。
このページの結論
他院での治療途中で不安がある方、
被せ物が外れた・仮歯のままになっている方、
根管治療後の痛みや違和感、ジルコニア装着後の不調などでお困りの方は、
まず現在の状態を整理して確認することが大切です。
北村歯科では、すぐに治療を進めるのではなく、
今どうなっているのか、何が原因として考えられるのか、これからどう進めるかを
わかりやすくご説明したうえで、対応を考えていきます。
**「とりあえず今の状態を診てほしい」**というご相談でも大丈夫です。
治療途中の不安や、転院後の悩みを一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
インプラントの上部構造が外れてお困りだったケース
この方はインプラントの上位構造が外れたと来院
ビジネスをしたほしくない旨の起算が問診票にあります。
何度も脱離を繰り返していたそうです。
複数の歯科医院を転院して、インプラントの上部構造が
外れるので何度も転院を繰り返したそうです。
インプラント治療後に上部構造が何度も外れてしまい、
複数の歯科医院を受診したあとに来院されたケースです。
このケースでは、アバットメントと上部構造の形が合わず、
そのままでは元に戻せない状態でした。
咬み合わせを確認しながら位置を見直し、
必要な調整を行って対応しました。

インプラントを施術した以外の歯科医院で
上部構造が脱離したので再装着に行ったそうです。
ストローマンの2回法で試作されたらしいが
無造作にアバットメントが削られています。
上部構造が連結されていたので、並行性の問題で
連結クラウンがスムーズに入らないために
アバットメント(土台を)削ってしまったものだと
推測されます。

アバットメントと
上部構造の形態がまったく一致していません。
これでは上部構造を元に戻すことができません。
アバットメントは円形をしていますが
削ってしまったアバットメントは円形ではありません。
形態から左側が近心(手前)だと
思われます。

上下の咬み合わせを基本に、本来の位置を探して
インプラントとアバットメントの隙間を
ファイバーコアの材料で埋めて
上部構造を装着しました。
この状態でアバットメントからやりなすとなると
上部構造2本で30万円が相場だと考えます。

ビスネスするなと言われていたので、無料です。
もちろん健康保険での請求は一切なしで終わりました。
やはり普通の歯科医院では30万円の見積もりが
妥当だと思い、問題は脱離している上部構造を
再合着ができないし歯科医院に行ったことだと思います。

インプラントのトラブルは、外れたからすぐ戻せるとは限りません。
土台の状態、被せ物の形、咬み合わせなどを総合的に見ないと、
原因が分からないこともあります。
まずは現状を確認し、応急的な対応でよいのか、
土台から見直す必要があるのかを判断することが大切です。
歯周病・歯ぎしり・前歯の見た目など、複数の問題が重なっていたケース
歯周病 前歯レジン充填 歯ぎしり 虫歯 歯並び
などの複合トラブルです。
治療には、来院回数、ある程度の期間5か月
を要しました。費用的には、ジルコニア製作以外は
健康保険適応でしたので、一般的な負担です。
転院相談では、ひとつの問題だけではなく、
歯周病、歯ぎしり、歯並び、前歯の詰め物の劣化、虫歯
などが重なっていることがあります。
このようなケースでは、一部分だけを直しても、
全体のバランスが悪いままだと再び不具合が起きることがあります。

来院時
一見して 歯並び 乱暴なレジン充填 歯ぎしりによる摩耗
歯列の歪みがありました。

可能な限りすべての治療をしました。

見た目の改善を希望される場合でも、
歯ぐきの状態や噛み合わせを無視して進めると、長持ちしにくいことがあります。
そのため、必要に応じて順番を考えながら、
可能な範囲で全体を整えていくことが重要です。
この方の症例は
別人シリーズ 歯科医が過剰充填に気づかず 歯周病 2023-10人目
その他、トラブルを抱えて来院の事例
虫歯で転院 当方では無事に完了
他の歯医者では直せないと言われたが

MTAで神経を守った歯が、その後に折れてしまったケース 虫歯はすべて除去できない
ユーチューバー歯科医院で神経を除去するか、
そのまま保存するかの二択 自由診療で3.5万円とのこと
他院でMTAセメントを使って神経を守る処置を受けた歯が、
のちに折れてしまい、来院されたケースもありました。
可能なら神経をMTAセメントなどで保存して
問題があれば神経を取り根管治療をするという選択は
リスクをきちんと説明して患者さんがそれを理解できれば
良い選択だと思います。
当院と比較してこの価格はやや高いと感じますが、
(当方では無料の場合がほとんど)
患者さんが納得できるか?できないかの問題です。
神経を残す治療は、歯をできるだけ守るための選択肢として有効なことがありますが、歯の残っている量や場所によっては、その後に破折するリスクが高い場合もあります。

赤茶色が虫歯の部分です
この部分を削除すると神経に陥没します。
この部分をキャップして歯髄を残してありましたが
崩壊するのは時間の問題であったと思います。
しかし根管治療には持ち込まないで、歯髄を保存するのは
治療の一手だと考えます。
この場合は前歯でかなり無理があり、折れてしまったのですが
奥歯の場合には、クラウンで被覆すれば長期に保存できる可能性があります。
この虫歯の部分を除去して充填するというのは
理論的に不可能なことです。
これが「虫歯は治らない」ということなのです。
しかし、他院で行ったこの手法は良い選択であったのですが
のちに割れた、壊れた、痛くなるというリスクを
十分に説明すればよかったと感じました。

虫歯は治らない 決して元には戻らない 歯はいじればいじるほど悪くなる
歯医者で虫歯を直しても、決して元には戻りません。
折れた歯を考察するとです。
折れた歯を表側から
表側のエナメル質は残っているものの
裏から見ると変わりますが
この歯にはほとんど強度が残っていません。
白い部分がMTAセメントです。

歯の裏からはコンポジットレジン充填

表側のエナメル質だけが残っている

虫歯が大きく、最終的に根管治療と被せ物が必要になることもあります
虫歯が深く、歯の強度がほとんど残っていない場合は、
詰めるだけでは十分に持たないことがあります。
そのようなケースでは、根管治療を行い、
土台を整えたうえで被せ物を製作する流れになることがあります。
実際に、歯肉のライン調整、根管治療、ファイバーコア、ジルコニアクラウンの
製作まで必要になった症例です。
このままでは歯は作れませんので やむなく抜髄して根管処置に入ります 同時に歯肉の整形
歯肉の下まで虫歯なので、歯肉を高周波で切除
形を整えました。
黒い部分は高周波によって炭化した歯肉です。
Nd:YAGレーザー 半導体レーザーでも
この処置は可能です。

ファイバーコア
根管治療終了後、ファイバーコアを製作

技工物制作
ファイバーコアに被せるジルコニアクラウンを製作

技工物裏側から
マルチレイヤ-ジルコニア

口腔内に装着 折れた歯を入れるのはここまで手間暇がかかる。
両側の奥も今回の前歯と同じ色の
ジルコニアで制作されていますが
歯の厚さによって半透明のジルコニアは
色合いが若干変わって見えます。
根管治療をしたのちにジルコニアを製作するまでは
通院回数と約一か月の時間が必要です。

神経を残すか、根管治療に進むかは、どちらが絶対に正しいというものではありません。
大切なのは、歯の状態に対してどこまで無理があるのか、
将来的に割れる・痛む・やり直しになる可能性があるのかを、
治療前にきちんと理解したうえで選ぶことです。
参考ページ
歯を残す治療(MTA・覆髄・神経保存)|神経を残せる可能性と限界 |科
抜歯と言われた歯でも、まずは状態の確認が大切です
ほとんどが金銭問題か?現在まですべての症例で無事に対応できています
抜歯後高額な見積もりを提示される場合がほとんどです。
他院で抜歯と言われた場合でも、必ずしもすべてが同じ判断になるとは限りません。
もちろん、本当に抜歯が必要な歯もありますが、
状態によっては残せる可能性を検討できることもあります。ページ内でも、抜歯相談につながる症例ページが案内されています。
大切なのは、今その歯がどこまで保存可能か、
残した場合のリスクは何か、抜歯した場合にどのような治療選択肢があるか
を整理して考えることです。
「抜くしかないのか」
「ほかの方法はあるのか」
を知りたい方は、まずご相談ください。

症例はこちらをご参考に
抜歯と言われた歯は本当に抜くしかない?歯を残す可能性を歯科医が解説|
ジルコニアで違和感? ジルコニアで後悔? ジルコニア治療後の違和感や痛みについて
ジルコニア装着後の痛みや違和感は、ジルコニア以外の原因が多い
ジルコニアを入れたあとに違和感や痛みが出ると、
「ジルコニアが悪かったのでは」と不安になる方もいます。
ただし、ページ内でも示されているように、
原因がジルコニアそのものではなく、
噛み合わせ、歯の内部の炎症、土台の状態などにあることも少なくありません。
見た目の素材だけで判断するのではなく、
なぜ違和感が出ているのかを一つずつ確認することが大切です。
痛み、腫れ、噛みにくさ、見た目の不満など、
症状の内容によって必要な対応は変わります。

ジルコニアを入れて食べれなくなったと来院 人前で思い切り笑いたい 審美的に 2024-19
根管治療後の痛みや、治療後の違和感にも対応しています
歯肉 痛み 被せものトラブル
「根管治療をしたのにまだ痛い」
「被せ物を入れたあとから違和感がある」
「歯ぐきが落ち着かない」といったご相談もあります。
このような症状は、
根の状態だけでなく、噛み合わせ、被せ物の適合、歯ぐきの炎症など
複数の要因が関係していることがあります。
このサイトでも、根管治療に関する案内ページとFAQページが紹介されています。
治療後に不調が続くときは、
すぐにやり直しを決めるのではなく、
まず原因を整理することが重要です。
北村歯科では、現在の状態を確認したうえで、
必要に応じて今後の選択肢をご説明しています。

根管治療後の痛みや、治療後の違和感にも対応しています
根管治療に関してのトラブル
「根管治療をしたのにまだ痛い」
「被せ物を入れたあとから違和感がある」
「歯ぐきが落ち着かない」といったご相談もあります。
このような症状は、根の状態だけでなく、
噛み合わせ、被せ物の適合、歯ぐきの炎症など、
複数の要因が関係していることがあります。
サイト内でも、根管治療に関する案内ページとFAQページが紹介されています。
治療後に不調が続くときは、
すぐにやり直しを決めるのではなく、
まず原因を整理することが重要です。
北村歯科では、現在の状態を確認したうえで、
必要に応じて今後の選択肢をご説明しています。

相談だけでも歓迎です
いろいろな疑問 質問がある方が来院します。
いろいろな質問がある場合は
修復物を除去して中身を確認しないと
分からないことが多い

開口 オープンバイトの症例の対応ページ
転院をするかどうか、すぐに治療を始めるかどうか、
まだ決めていない段階でも構いません。
「とりあえず今の状態を診てほしい」
「何が起きているのか知りたい」
というご相談も承っています。
ページの最後でも、そのような相談導線が案内されています。
治療途中の歯や、他院での治療後の不安は、
一人で判断しにくいことが多いものです。
仮歯のまま、被せ物の脱離、ジルコニア後の違和感、
根管治療後の痛み、
抜歯と言われた歯のご相談など、
まずは現在の状態を整理するところから始めていきます。
「とりあえず今の状態を診てほしい」というご相談も承っております。
お口全体の健康と美しさを、ハイレベルな技術でトータルコーディネートします。
治療の途中放置や、お口全体の悩み。まずは相談であなたの「これから」のストーリーを一緒に考えましょう。
よくあるご質問
Q. 他院で治療途中ですが、相談できますか?
A. はい、ご相談いただけます。転院をするかどうかをまだ決めていない段階でも構いません。まず現在のお口の状態を確認し、何が起きているのか、
今後どのような選択肢があるのかを整理してご説明します。
Q. 仮歯のまま、被せ物が外れたままでも診てもらえますか?
A. はい、可能です。仮歯のまま長く経過している場合や、被せ物が外れたままの状態では、噛み合わせや歯ぐきの状態まで含めて確認が必要になることがあります。まずは現在の状態を診ることが大切です。
Q. 他院で抜歯と言われましたが、残せる可能性はありますか?
A. 歯の状態によって異なります。実際に抜歯が必要なケースもありますが、
状態によっては保存の可能性を検討できることもあります。
残せるかどうかだけでなく、残した場合のリスクや、
その後の見通しも含めて考えることが大切です。
Q. MTAなどで神経を残した歯が、その後に痛んだり折れたりすることはありますか?
A. あります。神経を残す治療は歯を守るための有効な選択肢ですが、
歯の残っている量や虫歯の大きさによっては、
その後に破折や再治療が必要になることがあります。
治療前に限界やリスクまで理解して選ぶことが大切です。
Q. ジルコニアを入れたあとに違和感があります。ジルコニア自体が原因ですか?
A. 必ずしもそうとは限りません。
噛み合わせ、歯の内部の炎症、土台の状態、歯ぐきの問題など、
別の要因が関係していることもあります。
見た目の素材だけで判断せず、原因を一つずつ確認することが重要です。
Q. 根管治療をしたのに、まだ痛みや違和感があります。診てもらえますか?
A. はい、ご相談いただけます。根の状態だけでなく、噛み合わせ、
被せ物の適合、歯ぐきの炎症など、
複数の要因が関係していることがあります。
すぐにやり直しを決めるのではなく、まず原因を整理することが大切です。
Q. すぐに治療を始めなくても、相談だけでも大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。
「とりあえず今の状態を診てほしい」
「何が起きているのか知りたい」というご相談でも構いません。
今後の治療をどうするか決める前に、
現在の状態を整理して確認するところから始めます。
受診前に大まかな相談をしたい場合は、
ご利用いただくこともできます。
鶴見駅東口階段降りたら目の前 徒歩30秒
丁寧な検査、歯周基本治療、必要に応じた外科処置、
定期メンテナンスまで一貫して行い、できる限り歯を残す方針です。
北村歯科
この記事の執筆・監修: 北村秀紀(歯科医師/横浜市鶴見区 北村歯科)
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