【2023年9月13日 5:04 PM更新】
概要
最近多い、別人シリーズです。
前歯の状況は初診時画像を見てのとおりです。
奥歯のブリッジの咬合状態が悪く
上顎の金属ブリッジは、異常なかみ合わせ処理がしてありました。
上顎前歯に過剰なレジン充填をして
それに気が付かず、無理やり咬合を合わせようとしたのだと
思われいます。
これも定番ですが、奥歯をきちんとしてから
前歯の修復をすべき症例です。
一本の前歯の過剰充填が 全体のかみ合わせを狂わす
いつものことだが かみ合わせの異常は誰かがいじったところ これはひどい
過剰充填を除去して
不要なかみ合わせ処置を除去してあります。
二度目来院時
初診時インレーブリッジの金属の上に
レジン充填がありました。
何故このようなことをしたか理解できませんが
原因を探索しました。
奥歯が全くかみ合っていません
原因は一番下の
矮小歯 小さい変形歯に
かみ合わせがバカ高い過剰充填がされていました。
咬合調整後の状態
前歯を制作前にきちんとした、かみ合わせを作る
ガタガタになったインレーブリッジの制作開始
インレーブリッジを除去して虫歯処理
ジルコニアブリッジ制作
ジルコニアブリッジ装着
奥歯を作ったのち前歯は大原則です。
前歯制作準備完了
初期設計
犬歯はジルコニアクラウンにする予定なので
マーキングがしてあります。
第二次設計
犬歯もジルコニアにする予定なので
犬歯の形態にとらわれず、良い形にする容易ように
デジタル設計してゆく
より幅を広げて
装着時にマークの出ている部分は
隣接する犬歯を削合します。
別人になるにはマクロで観る お口の中で形態修正
自分以外のひとは、距離をもって見ている 前歯四本装着
すでに右側のブリッジをジルコニアブリッジに交換してあり
歯並び、かみ合わせも良好です。
奥歯をきちんと位置、かみ合わせ 配列などを
作ってから前歯を制作。
顔面頭蓋に合わせて前歯も制作してあります。
スタート段階から現在までの治療を比較
容貌や、顔面は距離をもって見る
お口の中で、お顔を見ながら形態修正をします。
かなりバランスよくなってきました。
今後、ご自分の顔面の筋肉で
よりよくなってゆくと思います。
この後、左右の犬歯を作ります。
当初は顔面医大して、咬合平面が大きくズレていました。
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