【2024年12月23日 12:14 AM更新】
概要
健康保険の前装冠が壊れて来院
保険の歯は2本であるが
デザイン的にはある程度の本数があれば
設計に自由度がある という症例です。
ジルコニアを2本にするか 3本にするか ご夫婦で相談 物わかりのいい人
お勧めの第1候補は4本 可能なら5本以上
側面に飛び出している犬歯は
歯として機能していないので
大胆に形態を修正できる可能性はあるが
この歯の内部までいじると
前歯完成までに時間がかかります。
来院のきっかけは保険の前歯の破損
保険の歯は裏側が金属で、
表側にプラスチックが塗ってある構造
破損した歯の金属部分と隣接する自分の歯に
日常的にかなりの歯ぎしりをしている痕跡がある。
レントゲン上で当該歯の根尖に病巣があったので
根管治療の後にファイバーコアを制作
最終的に4本に決定
障害となるポイント1
側に出っ張った犬歯がある。
これを逃げて配列するために
円滑な半円を描けず配列が左右対照にはできない。
生涯となるポイント2
ジルコニアに咬にあう相手の
下顎の歯並びが乱配列 これを逃げて設計
障害ポイントを克服して装着
かなりいい感じとご本人も喜んでいただきました。
大きく開口すればやや違和感はあるが
他人目線からすると、「歯のキレイな人」です。
顔面に合わせて形態を修正してゆきます。
やや黄色がかった自然光でチェック
かなり美的に仕上がっています。
かなり自然な感じで完成できています。
ご本人はかなりご満足でした。
自由診療費用 税別
●ジルコニアクラウン前歯 38,000円x本数
●ジルコニアクラウン奥歯 32,000円×本数
その他 この2項目だけ必要なことがあります。
●自由診療除去費用 5,000円×本数
●ファイバーコア 10,000円×本数
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