【2024年12月20日 11:48 PM更新】
概要
かなり進行した歯周病です。
歯として保存不可能な部分があり
抜去してのブリッジ制作となります。
重度歯周病だが、自分の歯で咬み 美的に過ごしたい
最終決断はご本人の自由意志ですか
「やりたい!」とのことでした。
重度歯周病のジルコニアブリッジ 人生最後のチャンス
見た目ではわからない、グラグラの歯
右側の奥歯がかなりの動揺がありますが
全体的にグラグラです。
レントゲンでは歯を支える顎の骨が
大きく消失しています。
歯周病処置を繰り返し
ブリッジを切断して完全に脱臼した歯を抜去
しかし、手前側の犬歯は歯としては
機能しないだけではなく障害となるために
抜去。奥にずれている歯はは
ブリッジを制作する障害になるのだか、また使用可能なので
神経を処理をしたのち土台を制作。
歯周病処置を繰り替えしたので歯はピカピカです。
ある程度の歯科医院に通院すれば
このような状態にはならなかったと思います。
ジルコニアブリッジ制作前夜
ここまで処理をしてから
右奥の金属を除去して、ブリッジ制作をします。
同時に奥に引っ込んでいる歯に
ファイバーコアを制作して、支台とします。
一本でも無駄にはできません。
二度と生えてこない宝物です。
ブリッジ制作前に
角凸凹のある前歯を、やさしい形に形態修正することにより
ブリッジのデザイン 形態にいい影響があります。
テクニシャン 人工知能に勘違いさせるためです。
続く クリスマス前に完成
ブリッジ制作のリスク
●ブリッジは壊れなくとも、支台になっている自分の歯が×ならば
ブリッジも×
●多数歯欠損の場合には、健康保険が適応にならないために
自由診療として制作
●制作したブリッジは当方の保証規定により5年間保証してあげることは
可能だが、患者さんの歯は保証してあげられない
●最後のチャンスに挑戦するか否かは、ご本人の自由意志
などが考えられます。
クリスマス直前にジルコニアブリッジ完成予定です。
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