歯科医院を転々とした顛末 歯医者を信じるなシリーズ


【2023年9月4日 9:02 PM更新】

概要

歯科医院を受診して、

「これは抜かなくてはダメ」

「これはインプラントが?本必要」

「治療不可」

などいろいろな方が来院されますが、

世の中すべてが「セールスマン」と言っても

過言ではないと思います。

 

インプラントが7本必要と言われて、根管治療専門歯科へ行ったが

専門医はほとんどが健康保険ではなく自由診療 高くて払いきれない

という理由で来院されました。

 

初診時の画像です。

ごく普通に健康保険で治療されています。

 

 

ごく普通に見られる健康保険治療がされています。

まったく症状がないのにインプラントが7本必要なのか?営業目的なら理解できる。

 

R側の下顎、一番奥の歯に根尖病巣が見えるが

病巣内も骨があり、過去に膿瘍があったけど

治療により骨修復があるのか?

それとも現在進行形なのかは

時間の経過とともに

観察すればよいと思われます。

 

根管治療専門医には高額なために通いきれない

高度な治療をしているところ健康保険外

根管治療専門医で仮歯まで入っています。

仮歯を除去するとファイバーコアが入っていました.

 

ネットをみて自由診療の歯科医院で治療なさったそうですが

●根幹治療で145000円

●ここまでの治療が185000円。

この先、ここにジルコニアクラウンが

185000円だそうです。

合計で約50万円かかり

自由診療歯科医院では

費用が払いきれないと転院されてきました。

 

きちんとファイバーコアまで入っているので

ジルコニアクラウンを製作開始。

 

ほんとうにいい治療をお望みなら、是非とも専門医で

無事にジルコニアクラウンが完成

次は奥に見える金属のクラウンを

ジルコニアクラウンに交換です。

 

「あなたはプロですか?」

とよく質問されますが、もちろん

「当方はプロではありません」

とお答えしています。

 

プロ役選手が年棒にこだわるように

プロは料金、価格、費用

お金にこだわるからプロなのだと思います。

 

その奥もジルコニアに

 

 

余談ですが。。。もしも私が設計するならば・・・

当院での院内設計中の画像です。

奥歯であろうと、前歯であろうと

歯の位置は 「アーチの上に」という概念で設計しています。

要するにきれいなラインの乗せることです。

単独クラウンを設計している人間は

ここまで気が利く人間ではないので、

あまり気にする方はいないと思いますが当方はこれが

気になってショウがありません。

 

黄色いのが設計中のクラウン。

青い点が対する歯とかみ合う部分です。

下顎歯槽のラインにのせ、回転軸にも気を使います。

 

金属ブリッジをジルコニアブリッジに交換します。

除去後根管処置が必要と思われる場合が多々あります。

金属ブリッジを除去して

状態が悪ければ処置をしてからの制作となります。

 

時間がかかりましたが、根管処置が必要だったので

根管処置後のせいさくとなりました。

金属ブリッジからジルコニアブリッジへ交換

 

 

 




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