【2020年10月9日 4:36 PM更新】
個人差はあるものの
重度の歯ぎしりに関しては、
早めの対応をしておかないと
「もう歯が入らない」という状態になりかねない
可能性もあります。
日頃のチェックするように心がけるべきです。
歯ぎしり対応の症例集
これはごく一部ですが、歯ぎしり対策を集めてみました。
下顎前歯 4割ほど咬耗
前歯は虫歯修復がなく
奥歯もあるので、
きれいに咬耗して、歯は破壊されていない
下顎前歯 50%咬耗で失う
奥歯があるので、破壊されずに残っています。
歯ぎしりで破棄寸前。
人工物が入っていないので
崩壊せずに残存
徐々に崩壊
先端の部分にい詰めものを
してはダメです。
詰め物は強度がないので
崩壊を加速させます。
人工物があると、そこから歯を失う
神経除去をしてある失活歯は
もろくなっているので。かぶせものから壊れてゆきます。
奥歯がない場合などは
歯ぎしりがひどくなくても
ドミノ倒しのように倒れてゆきます。
上顎の前歯は、前に押し出される
この状態で壊れてゆきます。
奥歯がないので加速的に壊れてゆきます。
相当の予算がない限り
いれば以外に歯を入れる方法がありません。
銀歯で対応しても、歯ぎしりで、坊主になってゆく
歯の部分より、金属が高くなっているのが
良く分かります。
歯の減るスピードと
金属が減るスピードが違うため
修復物の縁と歯に隙間ができ
そこから崩壊が始まります。
もちろん修復物脱離や
セラミックなどの破損の原因となります。
20歳代女性 虫歯がないので崩壊こそはしていないが。
歯ぎしりの場合は、あるラインを超えると
全体的な治療が困難になります。
早期の対策とその後、定期的にお手入れするのが
最善となります。
奥歯はエナメル質がない
この人は20代前半の人ですが、無口で温厚だけどガッツがありました。
前歯は歯ぎしりでの破損に気遣い
小さめの設計ですが、
最初は奥歯から開始しました。
8か月、ガッツで通院して、その後大阪に移転。
しかし、最後までやりたいと
横浜の実家に帰るたびに
定期点検に通院していただいております。
治療過程
ごく一部ですが、症例を一覧にしてみました。
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