無料はすべてをダメにする その3 歯医者はどこも同じではない


【2020年10月16日 1:08 PM更新】

 

自由診療に関しては無料にすることはできますが

健康保険診療を適応した場合には

規則により無料にはできません。

無料にする場合には健康保険適応外となります。

縁故の方は、すべて自由診療となります。

ブリッジを直してほしいと海外から 意味ない修復物の交換の果て

ブリッジを除去-根管治療 メタルボンドブリッジ制作 2007年のこと

このブリッジの修復は、必要ある処置でした。

当時の口腔内カメラの画像です。

画素が低いのですが、そんな時代でした。

 

この修復物は明らかな日本製

 

日本特有の健康保険で制作した、典型的なブリッジです

 

支台になっている歯はかなりの虫歯になっていました。

ブリッジの適合が悪く、歯も歯周組織も

かなりのダメージがありました。

 

4番目 5番目の状況

これだけではわかりませんが

スクリューピンが入っていました。

もちろん除去して根管治療をしました。

 

頑張って根管治療 その後にメタルコアを制作

根管治療の甲斐があって

かなりきれいな歯根になりました。

 

顎の変形が大きくて

一番奥の歯がこちらを向いています。

横から見た場合に普通はほぼ直線です。

歯科医この場合には半円状に変形しています。

一列状態で並んでいるならば

一番奥の歯はこちらを向いていません。

 

メタルコア装着 いわゆる土台です。

現在では、金属の害もなく、壊れにくい弾性をもつ

ファイバーコアを土台にしています。

 

クリアランスの確認

咬合時のクリアランスが確保できたので

強度のあるメタルボンドのブリッジが

製作可能です。

 

極めて長い、メタルボンドブリッジでした。

今は億万長者となった

歯科技工所のタコ社長と

徹夜に近い形で仕上げました。

このセラミックブリッジの中に

頑強なメタるフレームがあり

強度は抜群です。

また、透明感があり完成度は高いものでした。

縁故の方でなくても、このレベルで修復物は

制作しています。

もちろんなるべく直線上に配列してあります。

 

同時に上の大臼歯もメタルボンドに

このレジンで出来ている歯が

損傷が激しかった

 

根管治療開始

写真上の歯の上の部分に

亀裂が入っているのがわかります。

 

当時は、WAVE-ONEなどの高性能な

ニッケルチタンファイルなどの

根管治療のインストルメントもまだありませんので

すべてハンドで根管治療をしていました。

 

根管充填直前

古いレジンや虫歯を除去して

根管充填をしました。

亀裂がよくわかります。

この程度の亀裂ならば、歯を保存するべきです。

 

根管充填後

 

余分なレジンを除去すると

歯の一部がなく、

歯肉縁下まで、炭酸ガスレーザーで

歯周組織の整形処置をしました、。

 

コア装着

土台を作り、その上にメタルボンドクラウンを

かぶせます。

 

お口の前方からの画像

 

 

メタルボンドクラウン装着

 

全体の画像

上顎を前から見た画像です。

左右の奥にある黒い詰め物は

水銀アマルガムです。

 

下顎メタルボンドブリッジ装着

 

下顎の水銀アマルガムも

18Kゴールドインレーに交換しました。

一応これで2017年は終わり

 

 

ブリッジ下に物が入ると口実を作って 2015年5月 無駄という弊害

日本に避難する口実で、歯科診療をダシにした結果

あんまりうるさいので、

当方の家内が、航空運賃や滞在費を負担して

歯科治療を日本に来るための

口実にしました。

 

2007年の上下の完成技工物画像

ものすごく強固かつ、美しい仕上がり

 

2007年には一生懸命やっていた歯科技工のタコ社長。

これを壊して入れ替えろ! 信じられない要求でした。

人は見かけによりません。

歯科技工のタコ社長が

制作するメタルボンドクラウンは抜群でした。

見てのとおり、メタルボンドなのに

金属フレームが全く見えなく

透明度のあるセラミッククラウンにしか見えません。

 

ちょっとピンボケ

 

2015年の要求は これを壊して、入れ替えろ!

まったく問題のない歯を交換したわけです。

また、2015年の時点で

歯科技工のタコ社長は億万長者の道を歩み続け

主力はジルコニアに。

もちろん現役で、メタルボンドは作っていません。

 

歯は、いじればいじるほどダメになる

まったく問題がなければ

歯はいじってはいけません。

もちろん2007年はやるべき処置でした。

 

痛みがあるなど、やむない場合には除去するべきです。

レントゲンでもあまり問題は内容でした。

もう作れないブリッジは交換してはいけません。

 

虫歯は治らない 2015年のレントゲン画像

大きく感染した歯は、

生涯にわたって、ゆっくり虫歯が進行します。

レントゲンでも8年後は

歯の質量がなくなり、レントゲンを透過しやすくなっていました。

 

こちらは苦労して作ったものでも、無料の場合には価値はゼロ

ドイツも、コイツもという感じで

縁故でいらした方は皆さん同じです。

 

やむなく除去をして、ジルコニアブリッジを制作 2015年

チッピングを繰り返して

何度も作り直してやっと完成。

2015年当時は、こんなに長い

ジルコニアは初めてでした。

人工知能は美観を求めて、設計してくるのですが

この後厚めのものも制作しました。

ダミーの下を清掃できるように設計すると

強度が落ちます。

これを担当したのは オタッキータカナシ

オタクであった高梨君は

デジタル歯科で爆発。

2019年5月の給料は15万円に迫り

ほとんどの月で100万円以上の給与取りです。

デジタル化が進んだ歯科技工所は

大きな売り上げと、高い収益率があります。

 

このおタッキー タカナシも

このロングスパンのブリッジには手を焼きました。

 

2015年に交換するためのジルコニア画像

骨太のメタルボンドと比較

この中に強靭なフレームがありますので

8年たっても全く問題はなかったので

壊すときには残念でたまりませんでした。

 

2007年に制作した、良質のメタルボンド

 

この後のお話 定番のストーリー

 

定番のストーリーですが

どこかに痛みなどを感じて、他の歯科医院を受診。

多くの場合には、根管治療をせずに、歯をぬかれます。

 

この場合には、海外ですので

根管治療はスペシャルテクニックです。

 

相当数の歯を抜かれ、入れ歯を作ったが使わず

2020年10月末にはさらに4本抜去だそうです。

 

縁故でやってきて、

歯科診療も空気と同じように

無料と考える人たちにとっては

無料で通院できる「安物歯医者」

のアドバイスに聞く耳がないのは

当たり前のことかもしれません。

 

これは治療した方がいいとアドバイスした部位

定期的に来院すれば、こういった治療もできます。

水銀アマルガム。

ヒビだらけですが、レントゲンでは

アマルガムの下が空洞になってます。

根の先まで虫歯が貫通する可能性があります。

下顎の4本はゴールドのインレーに変えましたが

時間が限られているので、そこまで手が出ませんでした。

 

2020年では、この歯は治療不可とされ

抜かれたと思います。

反対側

2020年これも抜かれたかもしれません。

 

 

下顎のアマルガムはすべてゴールドインレーで修復。

18Kゴールドはインレーやコアで使うと

適合性の良さ、不思議な弾力のおかげで

10年以上経過しても、水分や細菌の侵入が

ほとんどないほど、よい材料です。

 

2007年画像

 

 

2015年 18Kゴ-ルドインレーは全く問題なし

圧力がかかると、歯とインレーの隙間が

閉鎖するように延展してきます。

2020年ではこのジルコニアブリッジはありません。

 

2015年画像

 

 

最終的には、歯を失って入れ歯になって気が付く

「これは***だから抜けなくてはだめ」と他院で言われた

という患者さんが多く来院します。

メタルコアやスクリューピン

などの修復物がある場合には除去しないで

歯を抜去するケースが非常に多いのが

実情です。

 

修復物や根管内のものを

除去するにはスキルが必要なので

手を出さないからだと考えられます。

 

除去して根管治療をすれば

歯を保存してクラウンやブリッジなどを

制作できる場合がほとんどですが

抜去されると入れ歯になる可能性が

高くなります。

 

一般の患者さんに覚えておいていただきたいこと

★歯を残すのに一番大切なことは「定期整備」

 

★歯を抜くしかないと言われた時には、信頼できそうな

複数の歯医者に受診して 状況を見てもらうこと。

 

★歯医者に電話やメールでの質問はだめです。

電話での質問に答えてくる歯科医院は、

状況もわからないままいい加減なことを言っていると

思ってください。

 

★歯を残すのは大切なことですが

もっと大切なのは「命」です。

歯周病を放置 進行させると、重大な疾患

脳疾患 心疾患 糖尿病 肺炎 などの

リスクが極めて高くなります。まじめに診療してくれる

きちんとお手入れしてもらえる歯科医院で、

定期的治療してください。

 

★治療にはある程度の期間と通院回数が

必要な場合が多くあります。治療期間の短縮を

リクエストすることは、基礎や柱を省いた

手抜きした住宅建築と同じと考えてください。

 

★「無料は何もかもダメにする」シリーズを含め

「長期にわたって来院」や「難症例」

のシリーズの患者はすべて自由診療で対応しています。

一部には保険診療でない自由診療は歯医者の荒稼ぎ

と考えられている風潮がありますが、

診療に、材料 機材 方法の「縛り」がなく

自由な選択肢があるので、治療の幅が広がります。

しかし、「自由診療が安価」なところは

集客の武器としているところが多く

お金に困っていると疑ってもよいかもしれません。

 

無料は何もかもダメにする クリック!

 

長期にわたって通院している患者さん クリック!

 

 

定期的に通院している患者さん クリック!

(自由診療の難症例の方は、今年もまじめに定期整備してくれました)

 




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