前歯の修復 レジン充填は劣化します


【2023年10月4日 6:43 PM更新】

概要

前歯が虫歯になった時

部分的に修復するには、コンポジットレジンで修復するのが

一般的です。

しかし、レジン修復は「劣化する」という

大きな欠点があります。

劣化が気になる場合は、

1.表面を磨いて新鮮面を出す

2.コンポジットレジンを詰めなおす

3.歯をかぶせる形で修復物を作る

などの選択肢があります。

一度虫歯にしてしまうと、元には戻りません。

また、多少のことで歯を削らずに維持するか

何事も早めに対策することが大切です。

 

早期に虫歯を発見したら、「早期発見 予後観察」のポリシー

削るか、削らないかは 観てから判断する

 

半分はジルコニアで修復してあります。

これは古くなった前歯を過去に交換してありますが

その後の衛生状態が悪いために

歯肉には歯垢歯石がたまり 

コンポジットレジンでの修復 CR充填は劣化して

変色しています。

 

歯石歯垢などを除去して CR充填を研磨しました。

表面を微妙に削る形で研磨しましたが

ここまでが限界です。

これでダメならコンポジットを

済め直すか、ジルコニアセラミックなどで

被せるしか方法はありません。

 

 

コンポジット ハイブリットセラミックの正体は ガラスの粉

コンポジットレジンやハイブリットセラミックは プラスチックに粉を混ぜたもの

 

過去に「縁故」や紹介できた人が

何度も何度も極めて小さな変色で歯を詰めなおしてほしいと

頼まれたことがあります。

要するに無料だと、無限に要求されるわけです。

そのような方に「細かなことでいじらない方がイイ」

とアドバイスしても、「めんどうくさい」からと判断するみたいです。

やむなく詰めなおすわけですが、

「歯はいじれば、いじるほどダメになる」のです。

CR充填のの本質は「粉」であるので

表面はスリガラス状態であるのですぐ汚れて

劣化しやすくなります。

虫歯はやらなくてはならないときに修復して

必要以上にやらないことが大切です。

 

 

削らずに歯を直すけずらーずプロジェクト

過去にはこんなプロジェクトがありました。

 削らないで歯を治す ケズラースプロジェクト

 
削らない方が良い例
 
削らない方が良い虫歯 削ってはならない虫歯
 
削らないで虫歯を治す
 
エナメル質の亀裂
 

 

 

 

 




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