ジルコニアは生理的な位置まで沈下する 海外から20年 その3


【2019年9月20日 12:09 PM更新】

ああだ、こうだの という方には不向きな素材

あまり語られない話題ですが

ジルコニアは模型やお口の中を

精密スキャンして、バーチャル上で設計

精密化加工機で削り出し、仕上げて製作します。

 

1/100mmまでコントロールできるほど

驚く精度で完成してきますが

実際にお口の中の装着すると

「精密故の窮屈さ」

を感じる事が多くあります。

 

早い話はあまりにもぴったりだと

「窮屈」なわけです。

 

また歯型を取ってから

装着までの間に

歯は微妙に動きます。

 

同様に該当する歯も

浮いていることが多く

試適してみると

噛み合わせがかなり高く感じたり

隣と歯との間がきつく感じます。

 

そこで調整するのですが

患者さんが違和感を感じなくなるまで

削ってしまうのはヤリスギです。

 

これは数をこなしてゆくと分かることですが

ぎりぎり違和感を感じるところで

調整はストップしないと

削りすぎになります。

 

当院では多くのジルコニアの

患者さんが経験することですが

「最初は違和感あったのですが

気が付いたら全く違和感がない」

という現象が起こります。

 

そこで、高い キツい 

いわれる方には

ご説明をするわけですが

それでも「ああだ、こうだの」

という方は、ジルコニアは

適応外です。

 

海外から来て時間が無い方の例

午後に装着後 その日の夜にシンガポールに出発

 

特別な例ですが、奥歯装着後は

歯が浮いています。

 

向かって右側の1本を装着

この方の場合は歯ぎしりで

上下が緊密なので

ジルコニアクラウンの厚さが

1mmと限界的に薄いので

調整の余裕があまりありません。

しかし経験則から

「これかいける」

と思いました。

 

装直後は歯が高く、前歯が浮いています。

調整直後

前歯が微妙に噛み合っていません。

当院での大原則

「奥歯を作ってから前歯」は

こういった理由からです。

奥歯がしっかりしていると

前歯は壊れにくく

寿命を延ばすことができます。

逆に奥歯がない場合には

前歯は前に押し出されたり

人工の歯の場合には脱離したり

最悪の場合には歯が折れて

歯を失う結果になります。

 

午後3時に装着調整 午後5時に再来院

上下の歯は接触しています。

2時間の間に食事をしたり

歩行をする事により

歯が本来あるべき

生理的な位置に納まった訳です。

要するに治療している歯は

浮いた状態ですので

その状態で違和感がなくなるまで

削ってしまうと、

顎の骨にきちんと収まらない状態で

おわりになることになります。

 

 

 

これで三部作完成です。

 

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