連日来院する、とんでもない治療の後始末、その7


【2021年5月13日 12:16 PM更新】

詰めたばかりの歯がしみると来院

レントゲンでは、なんとなく根管治療をした跡が・・

根管治療をした場合には、「歯がしみる」という症状は

あまり考えにくいのですが・・・

 

見た目は簡単にレジン充填をしたような

象牙質が露出しているので

通常なら、基本的処置で「冷たいものに歯がしみる」は

収まります。

過剰な治療をしないためにも通常なら

基本的処置で収まる場合がほとんどなので

歯は削りません。

 

一週間後症状が変わらないので、レントゲン撮影

なんとなく根管治療をした跡がありますが・・・

 

やむなく削って歯髄腔をオープンすることにしました。

根管充填剤が出てきました。

 

徐々に根管充填剤を除去しますが

「何かおかしい」

知覚があるとのこと。

基本的手技である

根管口の拡大もされていません。

 

ここで初めて実態にを知りました。

ヤラレタ・・・という気持ちです。

根管処置をしたふり・・・で

根管は処置しないで、

そのままフタをしてあるだけでした。

 

きちんと根管口を拡大して、根管処置の開始です。

患者さんは、これで大丈夫と

歯科医の言葉を信じていたのですが、

ところがどっこい・・・現在の業界の状況なら

やむない事ではありますが。

 

しかし中途半端に神経処置を放置すると

患者さんは、痛い思いをするのは

確かなことです。

 

ほとんど収入のない歯科医院が多く存在するので

コロナの時代になり

外食店の前に「お地蔵さん」と呼ばれる

ウーバーの配達の方が

仕事を取り合っている状況が

ネットニュースなどで話題になっていますが

歯科医院も同じと考えてもよいと思います。

信じてもらいえないかもしれませんが

収入面でも、ウーバーの配達と変わらないと

思います。

そんな状態である程度のレベルの治療をするのは

無理なのかもしれないと思っています。

 

似たような事例が、コロナ禍でも。誰もワクチンを討ってくれない

病院勤務の一般医師や看護師なども

タイムカードなしで、無限にこき使われていることを

一般の人はあまりご存じないかもしれません。

「働き方改革」なんてことが言われていますが、

一般の「病院」(診療所ではなく)は

多くの施設で慢性的な赤字で苦しみ

近年は閉鎖する病医院も多くあります。

この時期において、収益が悪化したために

某大学病院では看護師400人が集団退職?という

問題なども起こっています。

 

タダ同然でこき使われ、危険なことをさせられて

看護師さんたちも割の合わないしごとを

しています。

 

医療医従事者からコロナワクチンの優先接種と言われていますが

少なくとも横浜市は対応してくれる

医療機関も決まっていません。

これでは、一般の高齢者を中心とした

ハイリスクの患者さんへの接種は

いつ始まるかは全く先が見えない状況で

行政もやりくりつかない状況であると

当方にも通知が来ています。

 

県内でも、名の知れた大病院や

休日急患診療所なども

自院のスタッフには接種するが

外部の人間までに奉仕できないという

方針のようです。

 

 

2021年5月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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