【2021年1月8日 4:59 PM更新】
健康保険の前歯をやり直したいと来院 左前歯
健康保険の前歯 レジン前装のブリッジは 劣化、破折しやすい
健康保険の前歯ブリッジは
金属の歯の表側にプラスチックを張り付けた
構造をしています。
そのため
●プラスチックの部分が劣化して変色
●プラスチックの部分が減ってしまう
●プラスチックの部分が剥がれ落ちる
などのトラブルがありますが
見た目を気にしないのであれば
それでよいと思います。
ブリッジ除去。
金属の内側が腐食して、
酸化した金属が溶け出して
歯を着色しています。
金属は参加すると水に溶けやすくなる場合が多く
この様な溶出が金属アレルギーや
臓器に金属が蓄積するなどの問題が起こります。
ジルコニアセラミックブリッジ装着
前歯の二本は可能なら両方のバランスを取るため同時製作が好ましい
この症例は歯が全体的に倒れているので、
前歯二本を同時製作すれば、かなり好印象になった例です。
試適
左右の奥歯の位置(咬合平面)に
ずれがあるために、
そのままではバランスがよくありません。
口腔内でバランス調整
左右の奥歯の位置(咬合平面)に
ずれがあるのですが、
正面から見て他人が気がつかないような
錯覚を起こさせるように、
お顔を拝見しながらバランス取りをします。
この症例の自由診療総額
●ジルコニアクラウン前歯 38,000円×3本
ジルコニアクラウンに関する一連の行程
削る 方取る 修復物制作 装着 調整など)
を含んだ費用です。
その他、初診 検査 歯周病処置などは
健康保険を適応しています。
しばらくすると 右前歯のブリッジがグラグラになったと来院
退院で高額なブリッジでしたが、歯が朽ち果てた状態でした。
すでに歯としてまったく使えない状態であるものが
一本ありましたので、それを処置して、
仮歯制作
使える歯には、ファイバーコアを製作しました。
しかし、前1本と小臼歯一本では
このブリッジを支えるには
容量不足ですので、
大臼歯も支台にする設計としました。
修復物完成 ジルコニアセラミックブリッジ
大臼歯まで支台としてあります。
左右の歯並びにズレがあることが
よくわかります。
全体的に歯の欠損した部位に向かって
傾いています。
仮止め状態
ブリッジと反対側に欠損があるため
ブリッジと反対方向に、歯列が傾いているために
歯根方向が傾いています。
そのためのアンバランスがあります。
口腔内でダイレクトに調整
バランス取りをしました。
この症例の自由診療総額
●ジルコニアクラウン奥歯 32,000円×2本
●ジルコニアクラウン前歯 38,000円×3本
前へ:« 顔面整体 歪んだ顔面をもとに戻す 咬合挙上
次へ:歯ぎしり 咬合挙上 長期にわたって通院 »