【2018年2月23日 3:50 PM更新】
歯周病で最も大切ことは、定期的なお手入れ。
歯周病の定期的なお手入れは、基本的な処置である
基本中の基本は
「歯石除去と根面の滑沢化」です。
歯がぐらぐらになって10年間定期的に処置してゆくことで
延命処置をしてきた歯です。
しかしながら、残念な事に歯の周囲の骨の破壊が進行して
「咬むと痛い」という症状が消えなくて
患者さんも、この歯は限界といお気持ちになったので
残念な事ですが、抜去いたしました。
器具が届く限り歯石除去などをしてきましたが、
歯根に亀裂が入っていましたがそれでも10年以上保存できました。
残念な事に亀裂が入ってしまいました
しかし亀裂が入っていましたが、10年以上保存出来ました。
残念なことに亀裂があります。歯の周りの骨はすでに溶けて
肉芽組織というものが出現していたことがよく分かります。
根っこの周囲に一部黒いところがありますが
これが歯肉縁下歯石と呼ばれるモノですが
器具の届く限りお手入れしてきましたので
ほとんど付着はありませんが
破折している部分の周囲にだけ残っています。
歯根周囲を見れば分かることですが、歯根膜は消失して
歯を支える骨もほとんど消失している状態です。
10年これでも維持できたのは定期的にお手いれのおかげ
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