【2019年7月9日 12:19 AM更新】
何度も記事にしている前歯の角の欠け
ここは、前歯修復の鬼門です。
専門的には
クラスⅣ級とい
「切端隅角の欠け」があるもので、
何度詰めても、荷重がかかったときに
外れる傾向にあります。
この場合は、下の歯とあたらないように
詰め物をするなど
いろいろと工夫をしなくてはなりませんが
それでも取れてしまうことを
了承していただかないと
充填できません。
別の症例 前歯が欠けて来院
拡大鏡で観察すると、修復の痕があります
この場合にも、説明後
レジン充填をしました。
上記の2症例の場合にも
歯を削り、セラミックやジルコニアで
修復することは、お勧めしません。
クラウンをかぶせることは
歯を大きく削らなくてはならないからです。
究極的には、ラミネートという
方法がありますが、
そこまでするのも
芸能人以外には過剰に思えます。
前へ:« メタルボンドの除去 交換 その1
次へ:メタルボンドの除去 交換 その2 »