前歯のやり直し 今回はやりません 海外からの人 2


【2019年5月24日 8:09 PM更新】

修復物の交換は簡単ではありません。

靴のはきかえ、洋服の着替えの様なわけには

そうそう簡単にはいきません。

クラウンなどを除去するとほとんどが

虫歯になっています。

 

この海外からの患者さんの場合には

コバルトクラウンがが酸化して

緑色にさびでいましたが、

コバルトが緑色になった物質は

かなりの毒性があると思われます。

 

多くの人が経験したことがある

歯の中をグリグリする処置

「根管治療」という処置ですが

それがなかなか大変です。

 

当院では、健康保険で施術していますが、

歯科の治療費を、処置ごとに

価格分類している自由診療歯科医院や

海外での治療費を参考しても

根管治療がジルコニアや

セラミックのクラウンより

高額に設定されています。

 

この場合には、除去後の根管治療が必要

表面から診ても、過去に炎症の痕跡が

多くの患者さんを診ていくうちに

見た瞬間に、顎の骨や歯肉の破壊が

一目で分かるようになります。

 

ご本人に確認したところ

時々、歯茎が炎症を起こして

腫れてくるそうです。

 

 

裏側から診ると

きちんとした噛み合わせで製作されていません

これは金属に、セラミックを焼き付けた

メタルボンドというクラウンです。

 

歯を作る時に

噛み合わせ状態を

歯の型を取るときに記録します。

個人差がありませんが

噛み合わせには

個人、個人に癖があり

それを見抜けない状態で

記録しますと

間違った噛み合わせの

修復物が製作されてきます。

 

また、すべての修復物が連結されています。

 

レントゲンを診ると、嫌な物が

例によってスクリューピンです。

 

治療開始するにあたって

想定内の事は

あらかじめ告知すべきだと

考えています。

当方は「リスクの話ばかりする歯科医院」

になったのもこういった理由によるものです。

 

自由診療を安価にする

プロモーションを続けてゆくと

他院でトラブルを起こした患者さんや

修復物交換の目的で来院される方が

相当数集まった結果

*修復物を除去するとひどい場合

*根管治療の不備

がとても多く、

時間と手間がかかり

お手上げ状態になってしまったからです。

 

●参考ページ

 

 

 

 

この方の、場合には

組織が修復して

ジルコニアクラウンを製作まで

「二ヶ月」掛かる事が

予想されます。

 

したがって、自国で根管治療をする事になりました。

ちなみに,自国での根管治療は

1本1500ドルだそうです。

 

前歯は取り合えずやらない事に

 

修復物交換に関して あらかじめ知っていただいきたい注意点

修復物を除去すると、ほとんどが虫歯と考えてください

 

 修復物除去したら、ひどいことに
 金属インレー除去の一例
 前歯除去の例 その1 
 前歯除去の例 その2 
 ブリッジ除去の例 

 

★より詳細な情報や症例は 2019年特設ページ こちら

https://dr-kita.com/dental2/

 

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