限界的な歯ぎしりによる摩耗


【2018年5月14日 3:41 PM更新】

歯ぎしりもここまで進行したら

限界的に進行した歯ぎしりの例です。

ここまで進行したら何もせずに

生活に不自由しない場合は

そのままにしておくのが良いと思います。

 

奥歯を銀歯にすると、前歯の摩耗が進む

写真の症例は奥歯がすべて銀歯です。

奥歯を銀歯にすると、咬合力--

すなわち咬む力により次第に歯がつぶれてゆき

奥歯が少しつぶれると、

前歯のは大きく削られてしまいます。

 

健康保険制度の問題もあり

銀歯を使うのはやむないことですが

日頃の対策や、定期的な検診により

奥歯が減りだした場合には

減らない材料を選択して

前歯の減りを防止するのが得策です。

 

上下の噛み合わせの深さでも変化

かみ合わせの深さによっても

上の前歯と下の前歯の接触の仕方によっても

減り方は異なります。

この場合にも奥歯による

対策が必要だったと考えます。

この症例の場合には

「折れてしまう」可能性があるので

前歯も歯ぎしりの対策した方が良いかもしれません。




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