歯周病でグラグラの歯を固定していたが　ジルコニア固定で

概要

 

 

歯周病でグラグラになった歯を延命するための固定　スタンダードな治療

欠点は、あまりきれいでない

歯周病でグラグラになった歯を延命するために

固定・接着するのはスタンダードな治療法です。

しかし接着するためのレジンには強度がないために

何度も　何度もやり直しが必要となります。

健康保険では一定期間に一度しか適応がないため

治療がやりにくい手法ではあります。

この固定を繰り返して行った行くうちに

歯のグラグラがかなり改善する傾向にあります。

 

徹底的に固定して、歯を長持ちさせるためにジルコニア固定を選択

ジルコニアを消耗品と割り切って考えて

この選択をご希望する方もけっこう多くいらっしゃいますが

思いのほ長持ちしているのも現実です。

もしも金銭的な余裕があればよい選択だと思います。

６本ジルコニア予定です。

すべての歯の　過去の虫歯　切削量　平衡性など

かなりの難題がある処置ですが

やや強引に進めないと、

患者さんにとっては人生最後のになる可能性

が高いゆえに、なるべく早期に仕上げられません。

 

 

技工物完成

審美的ではありません。

歯列の変形はありますが、

このような形態でないと噛めません。

審美的な目的より機能性のほうを重視しています。

装着　まったくグラグラしません。

機能的にはこれでOK。

 

この方は末期歯周病ですが、お手入れに来院なさらなかったのでかなりのレメルまで歯周病が進行しています。

上顎のブリッジも、10数年前に制作しました。

歯周病がかなり進行しているので

動揺しています。

 

固定ついでに強引にブリッジを外して

外したブリッジを補修して

お口の中に戻しました。

良好に固定できています。

2024年お盆前に安心して噛めるようになりました。

 

この症例の自由診療総額　税別

●ジルコニアクラウン前歯38,000円ｘ6本

 

 

 

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