【2023年8月3日 7:58 PM更新】
概要
現時点では最も優れた
歯冠補綴材料と言われるジルコニアですが
稀に割れることもあります。
ひじょうに利点の多い材料ですが
トラブルがないわけでもありません。
ネガティブなことも合わせて
オープンにすることが大切だと考えます。
ジルコニアブリッジが割れた ブリッジは接合部からのリスク 5年間保証で再制作
ご本人の歯は補償できませんが、制作物は保証しています。
ブリッジがカタカタすると来院。
当方で制作したブリッジです。
黒い線はジルコニアブリッジの損傷部分を探すため
金属器具でこすった跡です。
ブリッジの場合、破損のほとんどが歯とダミーの接合部から
破損するばあいがほとんどです。
歯と歯の接合部が損傷していました。
ジルコニアブリッジの除去は手間がかかるが
慣れているとジルコニアも
お口の中で形態修正も切断できます。
ブリッジ切断した手前の部分が
極めて良好に歯と適合しています。
このような時にどのように処理して
ブリッジを製作したか、状態がよくわかります。
最後の最後まで、ジルコニアと歯が剥がれません。
極めて良好に装着されていますが
今回はジルコニアブリッジは破損しました。
再制作しました。
2本歯が欠損して、3本の歯を土台にした
5本ブリッジです。
このケースは保証規定により
無料で再制作しました。
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