【2022年10月28日 12:07 PM更新】
概要
ジルコニアボンドの記事があまりないので
ジルコニアボンド関連の記事を制作。
ジルコニアボンドとは、ジルコニアクラウンの
色調はもちろんのこと、その内部構造まで
天然歯と同じように再現して、きれいに仕上げたものです。
高温でセラミック・陶材を築盛すると
ジルコニアとミクロの接着をするので、この「ボンド」
と表現されます。
動揺にメタルフレームに陶材を焼き付けられたものを
「メタルボンド」とよびます。
複数のジルコニアボンドを製作して考察してゆきます。
ジルコニアボンドの装着 この後何度もやり直しを繰り返しました。
色合いは悪くないが
形態がイマイチ やり直し
土台のコアには18Kのゴールドを使用
装着から長い年月が経っていますが
劣化は全く見られません。
ダメダメ 形態が悪い
これも、ダメダメ やり直し
豊隆部の設定が違う
ダメな部分にマーキング
やっとこさ、合格!。ゴールドコアと透明度の高い修復物だとここまでできます
一般的なテクニシャンでは
模型の上では作れても
実際に装着して
なかなか仕上がりだと思えるものを
作るのは困難なことです。
時給3万円以上は
簡単にもらえる金額ではありません。
交換前のメタルボンドクラウン
20年前に制作した
メタルボンドクラウンです。
縁故の方なので
まったく問題のない歯を
交換しろ! 交換しろ!
と言ってきますが、やり直したからと言って
それ以上よいものが作れるとは
限りません。
これを製作したテクニシャンは
億万長者になり、贅沢三昧に生活したため
今では肥満体型となり
株、仮想通貨 為替に夢中になっていて
歯科技工はできないようになりました。
もちろん、「もう同じものは作れない」と
言いましたが、それを信じないために
大変な手間がかかりました。
この症例の自由診療総額
●ジルコニアボンドクラウン前歯 80,000円×2本
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