口腔外バキューム に関して その1


【2020年5月14日 7:01 PM更新】

優秀なバキュームはクリールーム対応に多い

クリーンルーム用のバキューム

 

半導体製造などの精密機器や

医療分野では無菌室 集中治療室など

チェックが入るところの基材は

かなりシビアに製造され、

使用中も厳しくチェックチェックされます。

また、集中して管理できるように

ネットワークで動作状況を管理できる

仕様になっています。

 

部品などもかなり高品位

 

本体には75㎜のダクトが装着され

吸入部分は気体の流速を早くするため

50㎜となってます。

この部分だけでも購入するには

数万円かかります。

 

フィルターの大きさが桁違い

これはプレフィルタ-

HEPA規格の0.3ミクロンを99.7%キャッチする

フィルターはモーターファンのの次

排気直前にセットされています。

フィルター表面積を大きくするために

ヒダ状にして面積を稼いでいます。

またフィルター部分の気体速度を落として

確実にチリをキャッチするためでもあります。

 

コロナなどのウイルスは0.1ミクロンの大きさですが

ウイルス単体で浮遊しているのではなく

水やホコリと一緒に塊となるために

ほぼ問題なくHEPA規格でキャッチできるようです。

病院の集中治療室や無菌室でも

この基準で室内を設定するのが標準となっています。

 

 

フィルタ-保護のためのフィルター

今回の新型コロナウイルス パンデミックで

有名になったN95 マスク。

これはマスクの基準ですが

0.3ミクロンのチリをぼぼキャッチ。

N95はマスクの規格

HEPAはフィルターの規格

と覚えておけばよいでしょう。

これは3M製 オランダ製だそうです。

 

これも同じ規格

 

フィルター保護フィルターの装着

高額なフィルター保護のために

これらの規格のフィルターを装着。

本体フィルターが大型なために

大きな空気抵抗となりにくいと思われます。

 

 

モータファン出口の次がHEPAフィルター

最終の出口にHEPAフィルターBOXがあります。

これも保護のために

N95規格のフィルターで保護。

 

口腔外バキュームで飛沫を集めても

それを吐き出すようでは

飛沫拡散となるので

クラスターの原因ばかりか

周囲の人間にウイルス攻撃するのと

同じになっていまいます。

 

モータなどの振動や音も

ミクロの精密製造には障害となるため

モーターが全く別物です。

もちろん24時間稼働可能です。

 




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