【2022年10月17日 5:28 PM更新】
概要
可能であるならば、なるべく入れ歯を入れないで
ブリッジで欠損部の歯を作るのがよりい選択
考えられます。
ぶりっじで修復すべき欠損を入れ歯で修復したがゆえに
ひどい状態を、ジルコニアブリッジで制作しました。
入れ歯を入れると骨の破壊が進むので
かみ合わせもガタガタになっています。
すでに顎の形態が変形して、前歯がかみ合っていません。
過去には上下の歯が咬合していた痕跡が
はっきり残っているので
入れ歯を入れた弊害で、上下の前歯が接触しなくなったと
思われます。
また、入れ歯は違和感が大きく、
精神的にもストレスになるので、
絶対に避けるべきと考えます。
不適合な入れ歯が入っているので上下が咬んでいない
入れ歯の留め金(クラスプ)を調整していないので
上下の歯が咬んでいません
一本だけの欠損
入れ歯を経験した人のなかには
これを見るだけで「吐き気がする」
という方もいます。
また発音がうまくいかないという
訴えも多いようです。
ブリッジを製作するためにメタルボンドクラウンを除去
セラミッククラウンの中は
虫歯が広がっています。
根管治療をしてファイバーコア(土台)を
制作してから、ブリッジを製作します。
入れ歯を外すと上下の歯が咬みました。
ブリッジを除去すると定番の虫歯が出てきました。
技工物完成
上下の額の位置が変形しているので
上下がしっかり咬むようにするために
やや、歯が長めになるのは
仕方ないことだと思います。
この症例の自由診療総額
●ジルコニアクラウン前歯 38,000円×4本
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