【2018年3月28日 9:57 PM更新】
収束までに時間がかかるタイプの歯周病
歯周病治療の基本治療は、
スケーリングとそれに続くSRPと呼ばれる
目に見えないところの根面に付着した
歯石や歯垢を除去する事です。
一般的にはあまり行われていませんが、
毎回、毎回、
続けてSRP繰り返すことにより
歯周病はかなり改善されます。
しかしながら、歯周組織の破壊の程度よりも、
破壊のされ方によって、
難治な症例があります。
歯の周囲の破壊が潰瘍を伴う場合
辺縁が凸凹に破壊されている場合は
なかなか手強いです。
このような場合には、
光線力学療法または光殺菌と呼ばれる
光反応物質を使った治療法や、
炭酸ガスレーザー
Nd:YAGレーザー
を併用したり
EO水 高濃度次亜水などの
機能水を併用したり
いろいろな試みをしてみる必要があります。
数回の治療直後の画像
歯を取り囲む段差が小さくなったのは、
炎症による腫脹が消えたからです。
あきらめないで続けることが
歯周病の治療には大切です。
前へ:« ちょっと詳しくジルコニアボンドブリッジ
次へ:削るか 削らないか? »