【2020年4月13日 3:55 PM更新】
答弁として 手指消毒の有効性は「未確認」
薬機法による認可がないので
4月10日に国会議員の質問に関して
「現時点では手指の消毒に活用することについての
有効性が確認されていない」とする答弁書を決定した。
という報道がありました。
それに続いて、
『手洗いを丁寧に行うことで、十分にウイルスを除去できる。
さらにアルコール消毒液を使用する必要はない』
と付け加えました。
アルコールに関しても薬機法での認可はあるのですが
試験管内でのデータはあるもの
手指消毒関するデータはほとんどないので
苦しい答弁となりました。
次亜塩素酸水は医薬品 医薬部外品の
認可はありませんので
効果効能はうたうことはできません。
しかしながら、すでに複数の自治体で、
アルコールなどの消毒関係剤不足対策として
次亜塩素酸水を市民に配布を開始しています。
使用には自由意志で個々が決め、
自己責任が原則になります。
陸前太田市が市民に次亜塩素酸水を配布
横手市が市民に次亜塩素酸水を配布
横須賀市が市民に次亜塩素酸水を配布
海老名市が市民に次亜塩素酸水を配布
これらの前提には、多くの実験でのエビデンス
安全性の検証があるからだと考えられます。
ノロウイルスの不活性化に関する
国立医薬食品研究所の実験報告
環境感染誌に投稿された
ウイルス不活性化の論文
生省資料 コロナウイルスであるMRSAウイルスも10秒以内に殺菌能力
芽胞を持つ菌には30ppmでは有効性が低いが50ppm以上で有効
芽胞をもつ枯草菌に関しては1分で死滅
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/1615/nagekomi/20200410haifukekka.htmlhttps://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf
厚生省資料 40ppmの次亜塩素酸水は
10秒でノロ へルペス インフルエンザ ウイルスを不活性化
ほとんどの菌に対して10秒で有効
パナソニックによる次亜塩素酸の安全性検証
機能水財団 40ppmの次亜塩素酸水が10秒でインフルエンザ不活性
一部には否定的な意見がありますが
次亜塩素散水に関して、効果効能を表示して
治療効果があるような書き込みがあったり
高額で販売しているところがあるために
そのような意見があるのだと思います。
しかしながら、食品添加物に認可され
安全性なども確認済みですので
この時世においては、有効に使わない手は
ないと思います。
殺菌・消毒ではなく あくまで除菌としてです。
使うか使わないかは、自由意志で
法的には自己責任となります。
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