前歯のデザインは自由度が必要 3本か4本かの選択 美的審美歯科2024-11


【2024年7月22日 10:58 PM更新】

概要

前歯のデザインは自由度の幅を持たせたほうが

良好にデザインすることが可能となります。

状態の良い歯は削る必要はありませんが

状態が良くなく、削る価値のある場合には

デザインに含めたほうがよりきれいに

前歯の並び方、形態をデザインすることができます。

この症例はそのよい見本となると考えます。

 

健康保険の前歯をジルコニアクラウンに交換で来院

かなり有名な歯科医院で根管治療と保険の前装冠を制作とのこと

 

保険の前装冠を除去 

通常ならば「コア」が入っているはずですが

コアなしで制作されていました。

やはりファイバーコアを入れないと

クラウンが脱離して、外れるリスクが高くなります。

レジンのふたを除去して

中を清掃、この後ファイバーコアの

印象(かたどり)をしました。

 

前歯をよりよくデザインするために、4本での製作がお勧めでしたが

ファイバーコアの装着後

顔面に対して水平を合わせて撮影してあります。

ここで問題になるのは、倒れているだけではなく

形態が大幅に変形 咬耗した中切歯をジルコニアクラウン

とするならば、真ん中の二本を中心に

顔面の真ん中にキレイに配列することができ

よりよいデザインにすることが可能です。

もちろん4本をお勧めしましたが

本数を増やすための営業目的ではありません。

神経のない失活歯であるばかりか

斜めに植立しており、変形 咬耗しているので

是非ともジルコニアを選択してほしかったです。

 

4本をお勧めする理由がよくわかる

技工模型での考察

残存する歯をに考慮しながら

ある程度標準な形の歯に設計してありますが

やはり妥協が必要です。

模型を上から見ると、状況が良く理解できると思います。

ジルコニアクラウン前歯 3本装着

もしもこれが4本なら。。。

もっともっといい設計ができたと思います。

装着前の形どりの時に帰り際に

受付で、この後矯正するから・・と伝言されましたが

矯正する目的はをお伺いすると、

もっと前歯を内側にしたいから・・・・とのことでしたが

最初から、それを告げていただければ

矯正なんてしなくても済むように設計できました。

残念です。

 

だまされた と思って、アドバイスを信じてほしい。

模型上で考察した前歯のかみ合わせ

一本だけ出っ歯にできないのですが

制作したジルコニアは若干内側に配列してあります。

残存している一本は神経がない失活歯なので

もっともっと、前歯を内側に配列することが可能です。

 

 

この症例の自由診療総額 税別

●自由における修復物除去費用 5,000円×3本

●ジルコニアクラウン前歯38,000円x3本

●ファイバーコア 10,000円×3本

 

できることはできるが・・・

 

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幸運なことに、すべてをお任せいただけいただける患者さんが

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こういった患者さんに恵まれているからです。

ありがとうございます。

 

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