【2018年10月16日 9:44 PM更新】
誰もが経験あるアフタ性口内炎
通常なら10日~2週間掛かりますが。
この症例はかなり大型の口内炎です。
通常の大きさは粟粒~米粒程度の大きさでも
かなり痛く、食事の際にきになるものです。
一般的にはケナログと呼ばれる塗り薬が処方されますが
効果はあるのでしょうが、
ご本人にとっては「おまじない」のような物だという方が
多く来院します。
軟膏だけではなかなか治らず
一日つらい思いをします。
この大きさになると、かなりの苦痛があります。
一円玉ほどの大きさです。
飲む、食べるが全くできないほどの
痛みがあります。
アフター性口内炎にはCO2レーザーが速効
口内炎に炭酸ガスレーザーを応用しますと、
術後には痛みの80%が消失します。
それだけではなく、急激な速度で治癒します
炭酸ガスレーザ照射直後
この瞬間から痛みの80%が消失します。
炭酸ガスレーザー翌日
腫れはまだ残っていますが、痛みはありません。
炭酸ガスレーザー3日後
腫れも引き、苦痛も全くありません。
炭酸ガスレーザー4日後
すべての症例において、炭酸ガスレーザー照射後は
急激な勢いで組織が修復します。
炭酸ガスレーザーは軟組織
Nd:YAGレーザーは硬組織
に使い分けて、応用すれば臨床的にはとても意味深い物になります。
患者さんはタコ社長でした。
症例作成にご協力ありがとうございました。
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