【2023年1月25日 8:42 PM更新】
概要
長年にわたり、
不具合があれば直してきた患者さんです。
しばしばブランクもあり
健康保険で細かな治療をしていた方です。
2023年になり、大胆に前歯を修復して
「歯の綺麗な人になりたい」
というご希望がありました。
いい人だから、細部までこだわり
美観を追求する仕事ができました。
劣化している前歯をジルコニアクラウンに
今回は前歯をすべて綺麗にすることをご希望なさいました。
ジルコニアが一本だけ前歯にあります。
ここで大きな選択肢があります。
1.これを残して残りの5本をジルコニアに変える
2.一本のジルコニアを除去すれば、設計に自由度が広がり
よりよい設計ができる
今回は 2番目の選択をしました。
デジタル上での基本設計
この本数--前歯6本を一気に設計できるなら
バランスの取れた配列 形態に設計可能となります。
一本残っていたジルコニアがあると
正中 いわゆる中心がズレてしまいます
下顎の歯並びを上の歯の内側と干渉しないにすることで
前歯の歯並びをスマイルラインに近づけます。
飛び出したした下顎歯の不正配列も
外観からはわからなくなるように
逃げることも可能となります。
完成試適
徐々に形態修正
両方の方の位置を見れば
良く変わりますが
人間は左右対処ではないのですが
姿勢の左右不対象も歯列にはおおきに関係してきます。
顔面の位置修正中
後日前歯の水平垂直位置を口の中で
合わせてゆきます。
ジルコニア修復の仕上げは、定番のホワイトニング
下の前歯をホワイトニング
まったくの別人になりました。
下顎の歯並びを見れば
明らかに激しい歯ぎしりをしているのが
よくわかります。
ホワイトニング直後
二度目のホワイトニング直後
これから磨きをかけて光沢を出します。
ホワイトニング後の着色
ホワイトニング後 3週間
歯と歯の間が汚れてきました。
この方の場合には若いときの歯科診療で
歯を削られ、表面が粗くなっているので
着色しやすくなっています。
この症例の自由診療総額
●ジルコニアクラウン前歯38,000円×6
●ホワイトニング 一回 7,0000円
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