【2019年7月2日 11:02 PM更新】
やり直しは、何倍もの手間がかかます
基本的な分析をした後はAIに任せます
ジルコニアなどの設計は
デジタルプログラムで行いますが
AI(人工知能)で行いますが
ファイバーコアまでの段階は
アナログで、歯科医が頭の中で
設計図を作り、AIにお任せできるまで
仕上げなくてはなりません。
歯の前後関係や,上下関係を
きちんと修正しなければ
AIも誤った認識で
歯を設計してしまします。
削られてしまうとオリジナルが分からない
AIに任せるまでの過程
ここまでの過程はブログに書きましたが
まとめて2019年特設ページにする予定です。
技工物完成
歯の位置関係は
ファイバコア製作時に検討しました。
また、中心位置や歯の間のすき間
鼓形空隙(こけいくうげき)
などを考慮して設計してあります。
実際に装着 初診時と比較のためにこのアングルで
初診時の画像
顔面全体のバランスも良くなりました
下の前歯の形態が良くないのは
4本連結のメタルボンドクラウンで
内側に倒れた形態をしています。
ジルコニアならば、
かなり薄く作れるのですが
連結したメタルボンドクラウンを
除去する際には
かなりの手間と、それなりのリスク。
それに予算の問題もあります。
安価といえども、4本分は大金だと考えます。
大変協力的な患者さんでした 感謝!!
患者さんの、人柄ですべて決まります。
このような、手間と時間がかかる
歯科治療の場合には、
患者さんの人柄により
できる場合と、できない場合の
大きな分岐点があります。
画像の使用をお許しいただき、
ありがとうございます。
この症例の自由診療総額
●ジルコニアクラウン前歯 38,000円×2本
●ファイバーコア 10,000円×2本
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