連日来院する、とんでもない治療の後始末 その3


【2020年11月13日 3:54 PM更新】

こういった場合には、じっくりカウンセリングで対応 進行した歯周病

他院に定期的に通ってお掃除をしていたそうです

お口の中を見た瞬間でわかります。

進行した歯周病で歯が動き出していると。

 

歯周病が進行した状態で、歯が動いている・・・・

そんな状態でした。

「定期的に歯医者に通っていたが、そんなことは言われたことがない」

とのことですが、「進行した歯周病」と言われて

信じられないのは当然のことだと思います。

 

前医に言われたことと、現実があまりにも乖離している場合には

 

この症例の方のように、お口のお手入れをきれいにしていて

定期的に歯科医院に通い、お手入れをしている場合には

「進行した歯周病」というのは受け入れがたい

事実だと思います。

とてもきれいな状態で、衛生状況もOk!です。

 

初診時には、検査、軽い歯石除去と画像を見ながらカウンセリング

カウンセリングに時間がかかる場合には

次回のアポイント時に、レントゲン等なども

併用して詳細にチェックします。

 

次のアポイントにレイインしない場合には「それまで」

いらした場合には、詳細にチェック後

治療開始となります。

 

前医に言葉は、神の言葉ではなく、営業トークの場合が多い

最近はEPARKのような外部サイトからのお申込みが多いので

公式サイトを見て、アポイントしてくる方と

とりあえずネットを見て、公式サイトではなく

客寄せサイトをみて予約と思って

申し込みされる人では大きな差があります。

大丈夫 大丈夫 綺麗 キレイと言っていれば

いい人でいられるのかもしれません。

もしも歯周病で症状が出たら

大変!といっていればい人です。

 

外観の画像とレントゲン画像の比較 右側

大変綺麗な状況です。

若干、磨きすぎの傾向があります。

しかし、一目見ただけで、

歯周病で歯がぐらついているのがわかります。

これは極めて多数の患者さんの

診療の経験があるかだと思います。

 

レントゲンでは、額骨の破壊が

一目瞭然です。

上の歯は奥から3本目まで

かろうじてくっついている状態で

麻酔をして引っ張れば

なんの抵抗もなく抜去できると思います。

一般的に、下よりも上の方が、

顎の骨が柔らかいので、歯周病の進行は

早いといわれています。

ここから徹底した歯周病処置の開始です。

もちろん下の歯も、動いています。

 

外観の画像とレントゲン画像の比較 左側

右とほとんど同様です。

したの歯が一般ありません。

 

歯が重なり合う位置で撮影差あれているので

上の歯は重なり合うように撮影されているので

骨の破壊はわかりにくいかもしれません。

一番奥の歯–一番左側の歯は

かろうじてくっついてる状態です。

 

下の歯は一本欠損しています。

本来ならブリッジを製作するのですが

放置になっています。

欠損のままでいるので

歯に無理な外力、横方向に負荷がかかりますので

下の一番奥の歯は、手前に倒れる形で

外力が加わります。

ここにより顎の骨が破壊されるのを

「咬合性外傷」と呼びますが

歯周病を加速させます。

したの歯の近心根 手前の根 の周囲は

大きく破壊されています。

また、根の部分には歯石があることが

レントゲンに写っています。

外観の画像では歯石は写っていません。

外観では想像できないほど

顎の骨は破壊されており

骨に代わって、炎症性の肉芽組織が

歯肉下に形成されるので、

一見では歯周病はわかりにくいのが特徴です。

 

この症例では下顎欠損部分の

両側の歯が動揺しているのですが

ブリッジを入れるにしても

費用の掛からない健康保険のブリッジは

ギラギラの銀歯しか適応がありませんし、

お金をかけてジルコニアでブリッジを入れても

寿命が短い可能性があるので、

選択肢があまりなく、困った状況です。

このままでは時間の問題で、欠損している

両側の歯は、抜け落ちるか、

噛んでいたい 噛めない

顎が腫れてきた・・・という症状がでる

可能性が高いと思われます。

 

この後なのをすればよいのか?

この様な場合には、基本的な歯周病処置を

繰り返し行うことにより、

かなり良い状況になるばあが多くあります。

歯周病の場合には、

このような繰り返しの処置が大切ですが

それをすることにより、改善してくる部位と

改善しない部位に分かれることがあります。

 

ある一定のラインを超えたしまったならば

すでに、「すでに 時遅し」

と判断するしかないかもしれません。

 

 

 




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