治療費はいくらか? 健康保険の負担分と自由診療の修復物の合計だけ


【2024年10月29日 10:01 PM更新】

概要

費用はいくら?と聞かれても

健康保険の負担分と自由診療をご希望なら

制作する修復物の本数の合計です。

 

治療費はいくらですか?と聞ても困ることが多いのです。

 

古いものをやり直したいと来院された どこまでやるか?はご本人の自由意思で

これはいくらかかりますか?

と聞かれて、本数が多い場合 状態が悪い場合には

即答できませんが

 

保険診療の負担分 と 自由診療のかぶせ物を本数

●健康保険診療は自由診療と比べて、常識的な金額

●由診療は必要なかぶせ物の本数の合計

とお答えするしかありません。

 

1.前歯のブリッジだけやり直す場合

もしも古い金属の入った前歯だけを新しくするならば

連結になっている・前歯6本と奥歯2本

合計8本の自由診療費用が必要です。

健康保険では、初診 検査 歯周病処置 虫歯治療

などを行い、かぶせ物に関する費用以外は

健康保険範囲内で行っています。

 

金属の入った歯が8本 ポンボケ写真ですが

 

合計で 前歯6本 奥歯2本

 

2.全体的に美的にするには、これだけ手間がかかります。全体的に治療する場合

左右のズレを修正する必要があります

 

 

何でズレたか・・・理由を考察すると 非常識な治療がしてあります。

外側に飛び出した歯を支台に、

セラミックでのインレーブリッジが制作されているので

大きく下顎の歯列が外側にずれています。

これを修正するには奥歯が4本必要です。

外側にずれているインレーブリッジ

明らかに歯槽頂点の外にブリッジがあります。

きわめて非常識

相対する上の歯は、ズレを修正するためか

金属インレーの上のレジンが・・・

激しい歯ぎしりで咬合面が大きく摩耗しています。

 

したがって、非常識な治療を修正するために

右側上下に8本必要です。

 

下顎左側の考察

右奥の2本が激しい歯ぎしりで

形態が破壊しています。

一本は得体のしれない治療をしてあります。

手前側は歯ぎしりで形態が崩れているばかりか

中身が露出しています。

 

この時点で全体的に復元するならば

 

上顎前歯金属ブリッジ 前歯6本 奥歯2本

右側上下復元 奥歯8本

左側奥歯 奥歯2本

 

合計で 前歯6本 奥歯12本

 

治療の行方は、実際にかぶせ物を除去しないと見えてきません

非常識な治療があったり 歯科医院で治療の失敗があったり

何度も転院していじくりまわされていたりする場合には、難易度が高くなります。

 

いくらだ?幾らだ?幾らなんだ?

と聞かれても ハイ ***円です とはお答えできないのです。

 

ざっくり¥¥¥¥程度です。

 

自由診療費用 税別

 

●ジルコニアクラウン前歯 38,000円x本数

●ジルコニアクラウン奥歯 32,000円×本数

その他 この2項目だけ必要なことがあります。

●自由診療除去費用 5,000円×本数

●ファイバーコア  10,000円×本数

 

 

 




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