【2024年10月18日 9:11 PM更新】
概要
虫歯にはサイクルがあります。
最初は小さな虫歯でも
一度虫歯になると、
何度も虫歯が再発して、最後には歯がなくなります。
下記の文章は実際の説明用ですので
見ても難解だと思います。
虫歯のサイクル 歯医者は虫歯を直せません レジン充填をした後のサイクル
一度虫歯にすると、いくら削っても虫歯を取ることが出来ない レジン充填の場合
これが堅実です。
小さな虫歯 初期の虫歯です。
前から虫歯の度合いがひどくなる、いい例です。
学校検診などでおなじみのc1 とかC3
などの虫歯の段階も見ての通り
虫歯の穴がと認識された段階で、
ほとんどがC3なので
臨床的にはナンセンスな気がします。
↓
修復するが劣化する 参考例
どんなにキレイに修復しても、レジン充填は劣化します。
ご本人は劣化しない材料を選択しました。
劣化しないジルコニアクラウン
レジン修復 劣化 参考例
レジン修復 劣化 参考例
何度も詰め直しても、
充填-劣化の繰り返しなので かぶせ物をご希望
↓
この後のリスク 考えられること。
1.いずれきわめてゆっくり虫歯は進行するので
歯の神経の処置が必要になるか
2.歯の寿命の前に、歯周病で歯を失うか?
3.命より歯の寿命が長い ということは
一生歯が保存できた
歯の神経を取った場合の虫歯のサイクル
神経まで損傷して根管治療をした場合 神経を取るリスク
根管治療をした場合には、生涯にわたりその歯は
無菌状態に戻りません。根管治療後は根尖を中心に
歯が痛んだり、炎症を起こすリスクが最後まであります。
虫歯になる
↓
簡単に虫歯は除去できない
↓
また虫歯になる
↓
虫歯が神経に到達するか、痛くなる 痛い例
虫歯は神経に到達
↓
神経を取る
↓
土台を入れてかぶせ物を作る
↓
かぶせ物をした歯が痛みだす
↓
かぶせ物や土台を除去して感染根管処置
↓
根管充填後土台を作る ファイバーコア
↓
かぶせ物を作る
この先は????
修復物が外れるリスク
メタルコアごと脱離の例
すでに状態は悪く、制作してもすぐ脱離の可能性が高い
こうった場合には、根管処置 ファイバーコア
その後各種クラウンの制作となるが
これを繰り返すと、歯を失う
取れた、外れた 炎症が起きたと
サイクルを繰り替えすと、歯を失う。
歯が割れるリスク
この場合には、この歯の寿命が来たと考える
破折線から感染して炎症をほとんどが起こす。
歯を作っても、亀裂は広がり、作った歯はすぐ脱離する。
何をしても無駄なので、これは保存不可だと考えます。
↓
1.また炎症が起きた場合は根管治療して修復物を作る
2.歯が割れる その場合には抜去してブリッジ
しずれにしよ 悪循環を繰り返すサイクルのとなるリスクがある。
何度も、サイクルを繰り替えずと、歯が消失する
歯の神経は不必要には取る必要はありませんが
必要な時は必ず処理してください。
その時はきちんと処理をしないと後が大変です。
やたらに歯を消ずる必要委はありませんが
必要な時はきちんと感染部分を除去しないと
後で苦しむことがあるばかりか、
歯の寿命を短くします。
虫歯が神経まで到達して痛み出したとき
神経には自己修復能力がありませんので、破壊される一方です。
細菌が根尖まで達した時には周囲顎の骨に広がり破壊が及びます。
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