【2021年2月25日 3:43 PM更新】
2025年11月
横浜市鶴見区 北村歯科が加筆修正して解説
長きにわたり思い切り磨いた結果 信じられない減り方をしています
磨きすぎなので・・・との写真もエナメル質はピカピカです。
磨きすぎで、歯の寿命を短くした例をご紹介します。
歯根が露出してくると、
歯根は他の部分よりはるかに柔らかいため
歯ブラシで簡単に削れるようになります。
歯根が削れたことで、歯ブラシの先が
歯肉などの歯周組織に強く当たるようになり
歯肉も歯槽骨も削られてしまうのです。
クラウン下が大きく削られています。
ここまで行くと,もはやは歯骨に刺さっていません。

歯根部に段差があるようにけぞれています。
この状態を楔状(くさびじょう)欠損と呼びます。

並んでいる歯が一列上に大きく削られています。
多くの場合には奥歯が削られてしまいます。

小臼歯より大臼歯の歯根の露出が大きい
歯槽骨は大きくえぐられている。

下顎の大臼歯に、二本の歯根があることが
ようわかるよういになっています。

下顎の大臼歯の二本の歯根が
よくわかります。
この場合には歯ブラシの影響だけではなく
歯周病もある程度進行しています。

典型的な楔上欠損
歯根は大きく削れてれ
神経の色が見えている。

失活歯 すなわち神経のない歯
根管治療を行った歯は柔らかく
削れやすい欠点があります。
クラウンの下の歯根部分が、歯ブラシで
削れています。

進行した歯周病では
歯ブラシによるものではなく
歯の周囲の組織がなくなるために
下記の画像のようになることがよくあります。
歯がグラグラですので、両側の歯に
接着固定をしてあります。

参考 これも用ある例
歯周病でも歯根は露出してきます。
各種総まとめガイド
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