【2026年5月25日 3:40 PM更新】
はじめに
もしも症状があるならば、神経を抜く 選択はな違いではないが
歯を削ると時には慎重に審査する その後のことを考えて
歯科治療で大切なことは
●やる時にはきちんとやる
●不必要に歯を削らない
ということです。
むやみやたらに「神経を取るのは良くない」のであって
痛みがある場合に「神経を取らないと激痛になる」
ということがしばしばあります。
その点の見極めが大切です。
見た目の裏に隠された代償:「神経を抜く(抜髄)」という選択の重さ
短期間で出っ歯やガタガタの歯並びを整えるジルコニア矯正(セラミック矯正)では、
歯の軸(角度)を強引に変えるために、驚くほど大量に天然歯を削ります。
その際、多くの場合で避けて通れないのが
「歯の神経を抜く(抜髄:ばつずい)」
という処置です。
美容歯科のカウンセリングでは、
「神経を抜くので、治療中もその後の生活も痛みはありませんよ」と、
さもメリットであるかのように説明されることがあります。
しかし、これは歯科医学的に見れば、
「その歯の寿命のカウントダウンを劇的に早める行為」
に他なりません。
神経を失った歯は「枯れ木」と同じになる
歯の神経(歯髄)は、単に痛みを感じるためだけに存在しているのではありません。
歯髄の周りには微細な血管が張り巡らされており、
歯に対して常に栄養や水分、
酸素を送り届ける「ライフライン」の役割を果たしています。
神経を抜くということは、このライフラインを完全に切断することを意味します。
栄養の供給がストップした歯は、水分を失い、
次第に脆く、割れやすくなっていきます。例えるなら、
みずみずしくしなる「生木」が、
水分を失って強い衝撃でポキッと折れてしまう
「枯れ木」に変わるようなものです。
数年後に待ち受ける最悪の結末:歯根破折(しこんはせつ)
ジルコニア(人工ダイヤモンド)は非常に硬く、割れない最強の材質です。しかし、中身の土台となる自分の歯の根(歯根)が「枯れ木」のように脆くなっていると、日々の強い噛み合わせの力や歯ぎしりによって、**硬いジルコニアに負けて、土台である根っこの方が真っ二つに割れてしまう現象(歯根破折)**が起きます。
補綴物(被せ物)が外れただけなら再治療ができますが、**歯の根っこが縦に割れてしまった場合、現代の歯科医療における結末は「100%抜歯」**です。
見た目を手っ取り早く綺麗にするために行ったジルコニア矯正が、5年後、10年後に「自分の歯を完全に失い、インプラントや入れ歯にせざるを得ない状況」を作り出してしまう。これが、スピード矯正の裏に隠された本当のシビアな現実です。
横浜市鶴見区の北村歯科からの提言
当院では、審美セラミック治療を行う際、可能な限り「歯の神経を残す(生活歯髄療法)」ことを大原則としています。なぜなら、神経が残っているか否かで、その歯が20年後、30年後に残っている確率が天と地ほど変わるからです。
「早く綺麗にしたい」という気持ちは痛いほど分かります。しかし、一生モノの天然歯のライフラインを断絶してまで行う価値が本当にあるのか、削ってしまう前に、神経を抜いてしまう前に、どうか一度立ち止まって考えてみてください。当院では、あなたの歯の将来を守るためのセカンドオピニオンをいつでも受け付けています。
削ってしまったら、虫歯と考えてもよい
健全な歯を、削ってかぶせ物を作る ジルコニア矯正のリスク 深掘り
最近、ネットやテレビで大々的に宣伝されている
「ジルコニア矯正」
深夜25時時までが定時の仕事のために
テレビを見る機会がないので
全くこの言葉を知りませんでした。
その状況によって様々な事が考えられますが
全く健全な歯を削って
かぶせる行為は
個人的には大反対です。
虫歯は一度なると治らない
これは良識ある歯科医なら
当たり前の事と考えられています。
健全な歯だから
虫歯じゃないのでは
と考えがちですが
一度削ったら、虫歯を削ったと同じ
と考えてください。
そして1番困った、問題は
二次カリエス
(カリエスとは虫歯の事)
といって一度修復した虫歯が
また再発する事です。
もっと端的に表現するならば
虫歯は治らない
のです。
だからむやみに削ってはいけません。
もちろん必要な場合には
削って修復する場合もありますが
その行為は、
虫歯の進行を
著しく遅くする行為
と考えれば良いと思います。
修復物の寿命は?虫歯の再発のリスク
修復物がダメになる理由の一番は二次カリエス
二次カリエスとは、一度修復した虫歯が
また虫歯になることです。
早い話が虫歯の再発です。
修復物の寿命を統計的に出した
有名な研究があります。
岡山大学の森田学先生らの研究です
修復物の寿命
歯科修復物の使用年数に関する疫学調査より
前歯の修復物に関しては
その寿命に加えて
歯肉が下がることにより
その美観が衰えるために
鋳造冠---クラウンの寿命より
遙かに短い年数になると思います。
自由診療における 費用 治療期間 リスク 保証規定
自由診療をご希望の場合
自由診療費用 税別
●ジルコニアクラウン奥歯 32,000円×2本
治療期間
通院2回
リスク
●通常歯冠補綴に関するリスクは、根管治療の履歴などがあれば
症状が出た場合には、再根管治療もります。
●支台となってい歯の状況によります。
●ホワイトニング後はしみる感覚が残る場合があります
●歯周病治療に関しては、治療期間が長くなることと
個人差により期間に開きがあります。
保証規定
ご相談だけでも構いませんので、アポイントはこちら
「とりあえず今の状態を診てほしい」というご相談も承っております。
お口全体の健康と美しさを、ハイレベルな技術でトータルコーディネートします。
治療の途中放置や、お口全体の悩み。まずは相談であなたの「これから」のストーリーを一緒に考えましょう。
▶オンラインで仮予約はこちら 24時間対応
丁寧な検査、歯周基本治療、必要に応じた外科処置、
定期メンテナンスまで一貫して行い、できる限り歯を残す方針です。
北村歯科
この記事の執筆・監修: 北村秀紀(歯科医師/横浜市鶴見区 北村歯科)
最終更新日 2026年5月18日
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