「仮歯のまま長く放置している」
「途中で歯医者を変えたいが言いにくい」
「治療が怖くて通えなくなってしまった」。
こうしたご相談が、年々増えています。
北村歯科には、
仮歯のまま数ヶ月〜数年放置された方や、
大量の歯を削られて高額な見積もりだけ提示され、転院されてくる方
など、いわゆる「駆け込み寺」として来院される方が多くいらっしゃいます。
「仮歯のまま長く放置している」
「途中で歯医者を変えたいが言いにくい」
「治療が怖くて通えなくなってしまった」。
こうしたご相談が、年々増えています。
北村歯科には、
仮歯のまま数ヶ月〜数年放置された方や、
大量の歯を削られて高額な見積もりだけ提示され、転院されてくる方
など、いわゆる「駆け込み寺」として来院される方が多くいらっしゃいます。
●仮歯放置
●転院トラブル 歯科治療トラブル
●途中中断症例
●治療のやり直し
を具体的な実例で解説し、
どこまで復元できるかを説明しています。
仮歯(テンポラリークラウン・プロビジョナル)は、
最終的な被せ物を作るまでの「仮の歯」です。
見た目や噛み合わせを一時的に整えたり、歯を守るために必要なものですが、
精密な適合を目的としたものではありません。
仮歯放置の危険性については、
仮歯放置のまま転院 2019その1(仮歯は危険) や
仮歯放置が一番多い転院理由 歯科医が勧めたことは慎重に考える
などで、実例付きで解説しています。
仮歯自体が悪いのではなく、仮歯のまま「治療を止めてしまう」ことが問題です。
緊急で受診した歯科医院で、短時間のうちに多くの歯を削られ、
ほとんどの歯が仮歯になってしまった、という相談が増えています。
4時間以上かけて20本以上削られたあと、
支払えないような高額な見積もりだけ提示されて駆け込んでこられる方もいます。
こうしたケースでは、
噛み合わせ・
歯周病・
神経の状態などを一から組み立て直す必要があり、
治療には相当な時間と手間がかかります。
詳しくは、
仮歯は危険シリーズ 3**万円超えで泣きこまれる症例 などもご参照ください。
「前歯を綺麗にしましょう」と自費の見積を出され、
仮歯まで作ったものの、
金額や通院回数の不安から途中で行けなくなってしまったというケースです。
仮歯のまま数ヶ月〜数年経つと、
など、最初の計画通りには作れなくなることが多くなります。
比較的スムーズに修復できた例として、
転院 定番の仮歯のまま来院 歯茎の位置がずれている例 もあります。
「いろいろな歯医者を回っているうちに、元の状態がどうだったか分からなくなってしまった」
というパターンも珍しくありません。
仮歯、途中までの根管治療、外したままの被せ物、
金属アレルギーの疑い…などが混在していて、
どこから手をつければよいか分からない状態になっていることも多くあります。
こうした転院症例は、
転院 不定愁訴に対応【症例】 や
転院の患者さんカテゴリ で詳しく紹介しています。
転院・途中放置のケースでは、
「スタート時点ですでにかなり壊れている」ことが多く、
すべてを100点満点に戻すことが現実的でない場合もあります。
「仮歯だからまだやり直せる」と思われがちですが、
実際には仮歯のままの期間が長いほど、復元の難易度は上がっていきます。
転院の現実と噛み合わせの重要性については、
転院 一時にこだわり、生涯の噛み合わせを失う例 などもご覧ください。
転院や仮歯放置の症例は、
一般的な初診の方と比べて、何倍もの時間と手間がかかります。
そのため、当院では
「転院の方は、自由診療安価プロモーションの対象外」とし、
一般価格での取り扱いとさせていただく場合があります。
これは、真剣に治療をやり遂げたい方に、できるだけ責任を持って対応するための方針です。
詳細は、 転院に関するご説明ページもあわせてご覧ください。
一方で、本当に困り果てている方を、完全にお断りすることもしていません。
実際の状態を拝見したうえで、
を含めて、現実的な解決方法をご相談しています。
仮歯の材質や状態、噛み合わせによっても違いますが、「仮歯のまま何ヶ月も放置する」ことは基本的におすすめできません。
少なくとも、担当医から説明された期間を大きく超えて放置するのは危険です。
すべての歯がやり直しになるとは限りませんが、仮歯の下で虫歯や歯周病が進んでいる部分は、治療が必要になります。
レントゲンと診査を行い、「残せる歯」「抜歯を考える歯」「これ以上削らない方がよい歯」などを一緒に整理していきます。
現実的には、黙って転院される方がほとんどです。紹介状がなくても診査・診断は可能です。
ただし、今までの治療の内容が分かると判断の助けになるため、お薬手帳・過去のレントゲン・説明用紙などがあればお持ちください。
症例によっては、保険診療だけである程度まで整えることが可能な場合もあります。
一方で、噛み合わせや見た目を大きく改善したい場合、自費治療のほうが現実的なことも少なくありません。
初診時に、保険と自費の両方の選択肢をお話ししますので、ご希望をお伝えください。
転院・途中放置の症例は、一般の方の数倍の時間と手間がかかるため、
基本的には自由診療安価プロモーションで治療いたします。
お困りの方はご相談ください。