Nd：YAGレーザーによる虫歯処理
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| 今までなら神経を取る 「抜髄処置」 の選択だった、虫歯の歯において 神経を保存する事がYAGレーザー導入の大きな目的でしたが 今回は数値化する事により 1つの指標ができました。 |
大臼歯にレジン充填がしてあります。 冷たい物がしみる ということで 虫歯検査をしました。 手前の歯との間には 虫歯が高感度カメラで確認されています。 レジン充填の中の部分が 虫歯の可能性が疑われます。 |
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| 側面から見たところ 近心の歯茎部分も黒くなっているのがわかります。 |
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| ドイツ製 KAVOという歯科メーカーの製品で ダイアグノグデント レーザー光の反射を利用して 虫歯を診断する機械です。 レーザー式 歯面状態認識装置 という名称がついています。 レジン充填がしてある部分でも ある程度虫歯を認識します。 今回の部位は「４９」 レジン充填の下に かなり虫歯の可能性があります。 |
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| レジン充填を除去してゆきます。 隣接する歯の面にも 虫歯がみれらます。 |
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さらに除去すると 虫歯が出てきました。 |
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| 歯茎の部分をまで レジンを除去すると 広範囲の虫歯が確認されます。 |
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| このときの、歯の穴全体をチェック ピーク値「４９」でした。 レジン充填の上からの値とほとんど同じです。 |
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| Nd:YAGレーザーを 応用します。 レーザー反応液 全体に滴下してから レーザー照射 |
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粉化するまで蒸散後 歯面の処理をします。 今まで感覚的には 軟化象牙質が大理石に 変わったような触感覚ありました。 レーザー処理後の歯面です。 |
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| 象牙質が硬くなる 数値でもはっきり 判明しました。 軟化した象牙質が 硬化してレーザーに反応が出たことが 数値にするとよくわかります |
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| この後 歯型を取り emaxのインレーの制作に入ります。 歯面の黒い点は 炭化層です。 |
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| 文明の利器は いろいろな事を可能にしてくれます。 しかしながらコスト面で 一般的な歯科医院にここまで求めるのは 無理があります。 |
