ジルコニア矯正に関して  リスクに関して1

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ジルコニア矯正とは、なんですか?

ジルコニア矯正は「造語」


ある日突然のように、「ジルコニア矯正」ついての
お問い合わせが来るようになりました。

ジルコニア矯正」は誰かが作った造語です
正式な歯科用語ではありません。

最初は意味が分かりませんでしたが・・・・
ジルコニア矯正で想像したことは

1.矯正のブラケットを透明なセラミックにして
表側の装置を目立ちにくいようにした矯正なのか?

3.上記のブラケットをジルコニアで製作した
矯正装置も近年発売されたたので、どのことか?

2.インビサラインに代表されるアライナー矯正で
製作されるアライナ-(マウスピース)を
透明だから 「クリスタル矯正」や「ブルーライナー」などと
独自の命名をしているのか?

4.矯正装置を歯の裏側に製作して表から見えなくする方法に
独自の命名をしているか、カスタムブラケットをジルコニアで
作る方法があるのでそのことか?

5.まさか歯を削って、ジルコニアのかぶせ物を作って
歯並びを綺麗に見せる方法なのか?

削って歯並びを治すなら、ジルコニア矯正はあまりお勧めはいたしません

歯を削ることは、虫歯にするに等しい


患者さんを含めて、いろいろな方々に聞いて見たところ
どうやら「5」らしい?
ということになりました。

良くありがちな話ですが・・・
いつも私がお話しているパターンは
「芸能人とか歌手とか特別な人以外やめた方がいい」
というのが、個人的な意見です。

ジルコニア矯正をお勧めしない理由

削ってしまったら、虫歯と考えてもよい

健全な歯を、削ってかぶせ物を作る ジルコニア矯正のリスク1


最近、ネットやテレビで大々的に宣伝されている
「ジルコニア矯正」
深夜25時時までが定時の仕事のために
テレビを見る機会がないので
全くこの言葉を知りませんでした。

その状況によって様々な事が考えられますが
全く健全な歯を削って
かぶせる行為は
個人的には大反対です。

虫歯は一度なると治らない
 
これは良識ある歯科医なら
当たり前の事と考えられています。

健全な歯だから
虫歯じゃないのでは


と考えがちですが

一度削ったら、虫歯を削ったと同じ

と考えてください。

そして1番困った、問題は
二次カリエス
(カリエスとは虫歯の事)
といって一度修復した虫歯が
また再発する事です。

もっと端的に表現するならば
虫歯は治らない
のです。

だからむやみに削ってはいけません。
もちろん必要な場合には
削って修復する場合もありますが
その行為は、
虫歯の進行を
著しく遅くする行為


と考えれば良いと思います。

修復物の寿命は?虫歯の再発のリスクが!

修復物がダメになる理由の一番は二次カリエス

二次カリエスとは、一度修復した虫歯が
また虫歯になることです。
早い話が虫歯の再発です。

修復物の寿命を統計的に出した
有名な研究があります。
岡山大学の森田学先生らの研究です


修復物の寿命

歯科修復物の使用年数に関する疫学調査より

前歯の修復物に関しては
その寿命に加えて
歯肉が下がることにより
その美観が衰えるために
鋳造冠---クラウンの寿命より
遙かに短い年数になると思います

前歯は美観が衰える

見た目が悪くなったら、交換以外に方法はありません。


時間とともに
修復物が変化しなくとも
歯肉がが退縮して
修復物と歯肉にすき間が空いてきます。

痛い 腫れた 炎症を起こした
などの症状が出なくても
美観という側面から
また修復物を交換しないと

美しい状態には戻りません。 


時間の経過とともに見た目が悪くなります
歯肉が退縮 隙間にレジン充填がしてありますが

レジンでは綺麗になりません。



同じく退縮の例です。
交換以外に美観は戻りません。

根管治療の成功率

歯が痛いと来院する方のほとんどが
神経のない歯が痛む事実


ジルコニアなどの修復物で
歯並びを修正する場合に
しばしば行われる
神経などを取った処置
すなわち根管治療を行った場合には
ますます修復物の寿命は短くなります。

これも有名な研究ですが
東京医科歯科大の須田教授らの報告では
虫歯外来の患者さんの
根管治療を行った歯に
病巣が出現している割合を
統計的にまとめたものです。


根管治療をしてある歯に病巣がある割合

このデーターを元に
多くの研究者が我が国での
根管治療の成功率を推測しましたが
おおよそ3~7割が
失敗だと言われています。

 修復物脱離のリスク

当たり前のことですが、被せ物は外れる可能性があります。

この症例では
歯が1本欠損したために
やむなくブリッジにした例です。

ブリッジの支台になってる歯は
法則通りに
二次カリエスで崩壊しています。

それ以外の歯は健全に存在しているので
ブリッジをつくならなければ
こんな状況にはならなかった事が
推測されます。



ブリッジ以外の歯は健全です。
削ったことが原因で虫歯になってしまいました。
寿命を短縮してしまいました。



脱離したブリッジ


台になっている歯は、虫歯で消失しています。

健全な歯を削ってエナメル質を除去するリスク 

 岡山大学の名誉教授である山下敦先生は

エナメル質は鎧
象牙質は歯髄
歯髄は臓器

という論理を1968年ごろに発表なさいました。

そののち、同じ岡山大学の研究.調査で
戦前の主流であっった
バンド冠(ブリキ板を切って円筒状にして歯にかぶせる冠)
が極めて不適合なので、
近代の歯科界では歯を削って適合を高めた
クラウン または 鋳造冠
と呼ばれる今の形態になりました。

しかし....
岡山大学の 森田学先生らの調査/報告で
バンド冠がクラウンより寿命が長いことが
判明しました。

山下先生はエナメル質を削るのは大反対
という論理から
接着性ブリッジという新しい発想の
ブリッジを考案したことで有名ですが、
後の時代に、この論理の正しさが証明されました。

バンド冠は不適合ですき間だらけ
穴だらけになる修復物ですが
大きな特徴はエナメル質をほとんど削らず
歯より大きなブリキ円筒を
歯の上からドカンと大量のセメントとともに
かぶせる物で、すき間だらけで
装着後も柔らかいので簡単に穴が空きます。

何でこのすき間だらけの歯が長持ちするのか?

それはエナメル質を削らないからです。
言い換えると二次カリエスになりにくいからです。

したがって、健全な歯にたとえジルコニアであっても
象牙質を露出すれば
歯髄に感染していずれは根管処置のリスクが生まれます。

また、熱い冷たいという温熱により
痛みを生じたり、知覚過敏の危険性もあります





不具合の修正や、やり直しは大変な手間が掛かります。

自由診療を安価にするプロモーションで
対応で困ったことをまとめると

クリスタル・ブライトニングセミナー
を受講の医院様に向けて
自由診療を安価にする
プロモーションを提案してきました。

2013年からプロモーションを開始して
あっという間に2000ほどの症例を
手がけてきました。

プロモーションを続けてゆくうちに
頭を悩ますような症例に多数
遭遇する結果となりました。

ネット時代となった現在では
ネットを閲覧して
多くの患者さんが来院なされますが

「このような患者さんも来院するので」
という歯科医院向けのセミナーのための
スライドなどからWEBサイト向けに
まとめてみました。

一般の歯科医院では、対応が困難な事例が
多く含まれています

2019年版 時間と手間が掛かった症例のまとめ

協力的な患者さんたちだから、ここまでできました。

ああだこうだのと言っていては無理だったのでしょう。
患者さんに了解を得た症例から選択しました。


2019年特設ページメニュ-

1.ジルコニア矯正
(一般歯科医院ではあまり見せない、裏側の状態もお見せしています)
 ●ジルコニア矯正 とは 何ですか??
●ジルコニア矯正のリスク続き 手を付けた部位の修正ややり直しはたいへん
●悪くなるのは誰かが削った所その2
(ハイブリットレーザーでの症例)
●ジルコニア矯正のリスク 実例 削ったままで来院 
仮歯のままで来院 咬合傾斜)
●ジルコニア矯正のリスク 実例 下顎の前歯には要注意 
(失敗ラミネート修正)
●矯正が目的でなくても、ジルコニアにするなら美しく
(多数歯入れ換え)
 
今までの特設ページにも、参考になる事例がたくさんあります。 こちら
 
2.金属アレルギー
●歯科における金属アレルギー対応の基本 時間が掛かる事なので、長いページです。
 
3.転院、仮歯のまま、放置の状態で来院された方の状態
●転院をご希望の方へ
●有名大学からのご紹介 エリートはリスクを取りたくない
(抜くといわれた)
●かなり強烈な個性の方
(できることはやりますが 道理に合わないことはやりません)
●抜くといわれたブリッジを 基本処置だけで保存
(抜かなくても基本処置で保存)(もちろん顔貌も良くなった)
歯並びの不調は顎顔面の変形になります。 
(鼻を基準にしています)
 
 4.自分で歯は付けないでください。
 ●自家治療 天才かも 自分で歯を付けた人 女性編 第一部 手間と時間は1000倍 
●自家治療 自分で歯を付けた人 女性版 第二部 手間と時間は1000倍
●自家治療 自分で歯を付けた人 女性版 第三部 前歯編 ヘタな歯医者がいじるより軽傷
 
5.顔面や顎の変形を、噛み合わせ治療で修正 
●歯槽のアーチに歯列を乗せれば顔面が変わる 鼻穴の位置でよく分かります
●移動した歯の位置や顎関係を修正 鼻穴の位置でよく分かります
●元々の歯の配列でバランスが良くない この場合にはいじる必要なし
●いつもの事ですが、かみ合わせの修正で、顔面バランスが良くなる
 
6.今年も安定している。e.maxのインレー
●相変わらず、綺麗な修復物 e.max イーマックス ガラスセラミック
 
7.今年も困らせつづけられている。これはやってはいけない
●何度も言い続けた これだけはやめてください
 
 自由診療 安価プロモーション 2019年症例へジャンプ


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