削ってはいけないケース 削らなければならないケース
横浜市鶴見区 鶴見駅の歯科 歯医者 北村歯科


虫歯に見えるかもしれませんが
削ってはいけなかったかもしれない症例


 これは、、見た目が悪いかもしれませんが
虫歯に見えるかもしれませんが
削らなかった方が、良い例です。

北村歯科では
初期の虫歯は徹底した管理と
お手入れで進行を防ぐように
心がけています。

特にレジンでの充填は
必ずといって良いほど
時間とともに劣化してきます。

削るか、削らないかの判断基準は
ご自分で判断は難しいので
歯科医師が判断しなくてはなりません。

一応の基準として
虫歯がエナメル質を貫通しているか
それともエナメル質のみの虫歯か
がおおよその目安です。

下の写真は
表面を削ってレジン充填をしてありますが
充填した部位が劣化して
変色しています。

これを「虫歯」と決めて
また削って充填をすると
だんだん虫歯は大きくなり
良くないスパラルに入り込みます。

削ってはいけない 
 

削るかけずらないかの判断は
下記のパージなどもご参考にしてください。

レジン充填の劣化 削るか削らないか虫歯を見て判断

http://dr-kita.com/wp/blog/767



 

エナメル質形成不全 

見た目は悪いかもしれませんが
お手入れ、お手入れで勝負しましょう 
 
白いラインが入っているのは
虫歯ではありません。

しかしエナメル質の物性が粗なために
脱灰をしやすく
表意が乱反射をするために
白く見えます。

一部の歯科医では
この状況で、歯にかぶせ物を勧めるところもあるでしょうが
芸能人などは職業的にやむない事と思いますが
一般人において、あまり気にならないのであれば

そのままの状態で
お手入れを続けることにより
再石灰化を進めれば
年齢とともに歯は硬くなり
虫歯にもならない可能性があります。

 エナメル形成不全 開口画像
 

下顎も同様です

一般的に
舌の下にだ液の出口があり
前歯に歯石が沈着しやすいので
この部分は歯石が沈着しないように
,まめにお手入れをする事と

定期的な検診
超音波による歯石除去をお勧めいたします。

 エナメル質形成不全 下顎



 
消ずってしまった結果・・・
修復物が劣化した例。

ヘタに削って、充?
そのときは良かったかもしれませんが

後に劣化する可能性があります。
詰め直せば、穴は大きくなってきます。
最後には・・・・・???
 

 その1
レジンの劣化と歯肉

 

繰り返しになりますが
上と同じ症例です。

これは初期のお手入れ直後ですので
歯肉から若干の出血が見られる部分があります。

お手入れ前の写真は撮影しませんでしたが
お手入れ後に劣化したレジンはかなり綺麗になったと
ご本人は喜んでいました。

また前歯のかぶせ物もありますが
歯肉と隙間が空いています。

これは健康保険の前装冠ですので
歯肉に接する部分が化学物質のプラスチックですので
歯肉と反応するため要注意です。


虫歯の充?物 劣化  



 

その2
劣化したレジンを
ホワイトニング1

 実験的に劣化したレジンをホワイトニングしました。
劣化したレジンもホワイトニングを強く効かせれば
白くなります。

ただし・・・・その後に注意です。


 レジン充?劣化 ホワイトニング
 
ホワイトニング後

一応白くなりましたが、
面が荒れているのがわかります。

しかし何となく表面が曇って見えます。

レジン充填の材料には
フィラーといって、ガラス質の粒子が含まれています。
セメントに砂や砂利を入れて
固めるのと同じです。

早い話が個体と
それを結ぶツナギで構成されています。

この場合には
ツナギが劣化して溶け出し
フィラーだけの状態ですので
細かな粒子がむき出しになり
曇りガラスの様な状態になっています。

表面がザラザラですので
汚れやがつきやすく
また,バクテリアが繁殖しやすくなっているので
要注意です。

着色性のある、チョコレートや
色素の強いものが沈着すると
とれにくいので気をつけないとなりません。

こうなると
詰め直しをするか
表面をエナメルコートの様なもので
被覆するなどや
大胆にジルコニアを製作するか。

負のスパイラルになると
歯の寿命を著しく短くする可能性があります。

 劣化虫歯修復物 ホワイトニング後




修復物劣化 ホワイトニング 
その2
 

 修復物がかなり劣化しています。
材料を選んで
もう少し丁寧に修復すれば・・・・


すでにレジンの表面は曇りガラス状になっています。
何度も充填しているので
材料によって劣化の度合いも異なるので
まだらになっています。

充填のやり直しを繰り返すことは
ジグソーパズルの駒を小さくするのと同じで
難易度が上がります。

細かくなった集合体は
崩れ落ちるやすくなるのは
仕方のないことです。

この症例は充填後の研磨も
丁寧にされていないので
凸凹がよく分かります。

虫歯修復後 劣化しています 前歯いじりすぎ
 
ホワイトニング直後

界面活性度が上がっていますので
水が歯の表面で広がりますので
修復物が光っているように見えます。

しかし、乾燥させると
やはり曇りガラスの様に
表面のざらざら感があり

くもっって見えます。

虫歯修復 劣化 ホワイトニング後
 






これは歯ぎしりによる
咬耗です。

これもヘタにいじらない方が無難です
充?材料で歯より固い材料はありません。

充?後に脱離する可能性が高く
一度いじると
脱離を来る返し
欠損が大きくなり、最後には
歯を失う結果になる可能性もあります。

 
 




 削らないで虫歯を治す (例)
 
 
 

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