ジルコニアボンドクラウン
(レイヤーリングジルコニアクラウン) 
横浜市鶴見区 鶴見駅の歯科 歯医者 北村歯科

ジルコニアボンドクラウンをを考察してゆく 



ジルコボンドを作り直す理由は
ジルコジルコニアボンドの厚みが影響して
前突になっているからです。

 ジルコニアボンド 最初
 

この切端の透明度は
とてもGood!!

この感じを維持してやってください。

ジルコニアボンド 最初拡大

 
フレームを外注している時代のものですので
厚みがありますが
側切歯の前面とツライチにしたほうが
デザイン的には良好になります。
この点はオールジルコニアにすると
薄く作れるので有利です。

美しく作るには
修復物に厚味をもたせる事が
大きな要素となります。

ジルコニアボンド 最初口蓋側 
 

これを見ると
かなり前側に(唇側)に突出しています。

ジルコニアボンド 2作目 
 

ジルコボンド 除去直後
コアは研磨していません。

18金で製作した修復物は
適合性に優れるので隙間がなく
細菌の侵入もありません。
虫歯になりにくい材料です。
 ジルコニアボンド ゴールドコア

 
切断したジルコボンド
一部破折しましたが
かなりの厚みがあるのがよくわかります。
ジルコニアフレームに
天然の歯の構造を再現するために
何層にもセラミックが焼き付けられています。
ジルコニアボンド 断面 
 
フレーム
陶材
ともにかなりの厚みです。

 ジルコニアボンド断面2個目
 

咬面から
マージン位置を見ると
ツライチになっています。
テンポラリーもツライチになっています。

内側に向けて・・を
過剰に意識しすぎて
内側傾斜の歯にならないように。
前歯位置関係 口蓋観
 
 

フレームにはゼットラスター処理をして
ジルコニアと陶材の接着力強化してください。






 第一回考察 試的をしましたが

この症例は極めて重要な「チャイナマーケット」の宣伝用です。

3月の連休も、 中国上海にマーケッティングに行きました。


我々の今の状況は、会社で技工作業をしていると
気がつかないかもしれませんが
質 量とも 我が国で・・・といったレベルまで来ています。

従って今後もマーケットを大きく拡大してゆくために
大きなプロモーションをしていく予定です。


既存の技工物はテンポラリーにしながら
技術向上のために、症例を煮詰めてゆきました。


試作 その2


 
黒マークのカントゥアーが大きすぎる。
制作3回目
 

同じくカントゥアーが大きすぎる。
制作3回目
 
黒マークが注意点
制作3回目 注意点
 
歯茎からの立ち上がり注意
 制作3回目
 
鼓形空隙が開きすぎ
GUM模型がなくとも写真で判断


コンタクト歯間が開きすぎている。
制作4回目
 
 *もっと切端は透き通るような
透明感を 大胆に。
 
下の写真は
昔、同じ患者さんに
社長が作ったMBです。

コアは当時のまま、同じものです。

天然の歯と同じような透明感があり
切端3割に優れた再現性があります。

社長も、かなり才能とセンスがあった人でした(過去形(笑)

角度の問題で長く見えますが

参考に。
 過去の制作
 

ジルコニアボンド考察 試作 その3 


まだ空隙が大きい
この後私が大胆に
修復物を削って最終仕上げをしました。
 5回目の正直

ジルコニアボンドクラウン考察 試作 その4

 
完成物
最初とはかなり違います。
 5回目の正直 修正


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