咬合治療 津田さんの場合(現在では行っておりません)

北村歯科 横浜市鶴見駅東口駅前

津田さんの場合
治療前 治療後
津田さんは、昭和6年生まれの今年71歳です。津田さんは股関節の先天的脱臼というハンディーを乗り越えながら、
今日まで一生懸命に生きてこられました。
津田さんが夢見て来たこと「一日でいいから普通に歩いてみたい」とのことでした。
今まで健康のためにいろいろな試みをなさったそうで、
これまでに健康関係でいろいろ試して払った授業料は、家一件分だそうです。

左側の写真では体がやや左寄りに傾いていますが、これは左側の歯が右側より少ないためです。
そのため左右のバランスを取るために、左側は噛み合わせを強くして左右のバランスを取りました。
装着後腹部から下半身が前に出ていますが、
下半身を前に出すには上の前歯と下の前歯の噛み合わせのバランスを調整する事によって可能な場合が多々あります。

首が伸びて、なおかつ上半身はリラクックスしている状態もよくわかります。

今回は若山氏が治療後、私が噛み合わせで姿勢調整というダブル治療によって奇跡が起こりました。
しっかりとした足取りで歩いている姿を見て、驚いたのは津田さんご本人より、私を含む周りの人間だった様な気がします。
当の津田さんは
今まで多くの授業料を支払ったが、そのご縁で今日の日が来た」
と、明るく物事をよい方向に物事をとらえる心の姿勢はすばらしいものだと思います。

私からのアドバイスとして、
「歩けるようになったからといって調子に乗ると足腰に急激な負担を掛けるので、
一日10分程度から徐々に歩く時間をのばして行くように」

とのアドバイスをさしあげました。

いつまでもお元気でがんばっていただきたいものです。

本当に素晴らしい経験をさせていただいたのは、私の方だと津田さんには感謝しております。
津田さん、ありがとうございました



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