歯科用タービンのメンテナンス


【2018年6月13日 10:22 PM更新】

歯医者にとって、タービンは板前の包丁

当たり前に思えることを知らない人が多い

 

歯医者で歯を削る、あの「ピーン」という

音の出る機会を、エアタービンと言います。

 

誰もが知っている歯医者の音です。

 

このタービンも使い慣れると

麻酔もほとんど必要い無いくらいに

歯科医の手もロボットの様になります。

 

歯医者が歯を削っているところに立ち会うと

治療中の音で、だいたいのスキルが分かります。

 

一番大切なのは、タービンから

振動が出ないこと。

そのために、定期的にタービンの中にある

カートリッジといって、ベアリングの

軸受けと、ダイヤモンドバーを固定する

チャックと呼ばれる部品が一体となった

カートリッジの交換が必要になります。

 

良質なエアタービンを使うと

「歯を削っても痛くない」

ということにつながります。

 

エアタービンのカートリッジを分解

のぶれを感じたらタービンを分解

分解してみると、中に残留しているオイルが

黒くなっています。

まるで自動車のエンジンと同じ。

違うことは、このオイルメンテは毎日の

作業で、患者さんごとにタービンを交換すると

必ず行います。

 

オイルが黒いのは、金属部分から

微粒子が出ている証拠で

ベアリングに痛みがある証拠です。

 

 

 

カートリッジを抜き出しました。

下の方の溝は、チップエアー

チップ水の通り道を

細かい溝で

タービン先端に誘導する

誘導路です。

 

オーリングと呼ばれる

とても細い弾性ゴムで仕切られています。

 

 

カートリッジを抜き出したところ

小さな穴から、圧搾空気がカートリッジに入り

羽を廻すと回転します。

 

大きな穴はエクゾースト。

カートリッジ内部を回転させた

空気が出ていく、排気口です。

 

新品カートリッジ

 

その中の一つを取り出して。

一つおおよそ2万円。

 

新品をタービン挿入

 

夜の滅菌後のタービン。

今日はこれ以外の10本のカートリッジを

交換しました。




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