高度先進医療セレックシステムとは

北村歯科 横浜市鶴見駅東口駅前


平成13年5月現在で、厚生労働省に承認された高度先進医療は72種類あります。

その中の一つに「光学印象採得による陶材歯冠修復法」という技術がありますが、 セレックと呼ばれるシステムでコンピューターCADにより高品質高純度なセラミックを削り出す方法です。

金属の詰め物がどうしても嫌がる方や金属アレルギーの方に適しています。
これは私自身の個人的な趣味で収益無視で個人的趣味によって導入したシステムです。
どうして銀歯で修復するのか?

歯の詰め物やかぶせものは、現在でも金属が主流ですが、健康保険適応との兼ね合いもあってきちんと噛める修復方法は「銀歯」による修復方法に頼らざるを得ないのが現状です。「なぜ金属を詰めるのですか?」と毎日のように患者さんに質問されるのですが、「現状ではこれが健康保険で出来る最も最善の方法です。」とそのたびに細かな理由をご説明しなくてはなりません。

に小臼歯と呼ばれる中間部の歯は金属のかぶせものが一般的ですが、健康保険の適応内ではHRJと呼ばれる合成樹脂(硬質レジンと呼ばれている)しか認められておらず、このHRJがくせ者です。これを装着した場合に強度不足のために「割れた」「はずれた」とトラブルが大変多いのが実状です。きちんと上下の歯が噛み合わさっている場合には装着後、トラブルが続出されるためにほとんどの歯科医院ではこの材料での修復は避けているのが現状だと思います。また大臼歯と呼ばれる奥にある大きな歯は、金属で被服する以外に健康保険では認められていません。

詰め物と呼ばれるも金属が主流ですが、これに関しても、充填と呼ばれる方法で処置する選択肢もあるのですが、この方法で奥歯の虫歯を詰めるには、複雑な形態の穴にパテ状のものを詰め化学反応で固まらせる方法を用いて行いますが、複雑な穴をパテ状のもので密閉するのは困難な場合が多く、きちんと密閉されていなければそこから唾液と虫歯菌が進入して再び虫歯になる可能性が大となります。また強度的に問題があるために力の掛かる部分では無理が生じてしまいます。処置直後は一応歯と同じ色で終わるのですが、すぐに駄目になってしまう場合が多く、型を取って、模型を作って、銀歯を作り、高精度ので適合させて、接着剤で密閉する方法を行っているのは、そうしなければ、10年、15年と修復処置が維持出来ないからです。逆の観点から考えれば簡単な詰め物で処置が終われるならば、時間も経費も節約出来るのですが、なぜわざわざ歯型を取って銀歯を作るかという答えはこのような理由があるからです。
銀歯以外の詰め物は作れないのか?

金属以外に強度がある修復物はセラミックが代表選手です。しかしながらセラミックの修復物を作る際に最も障害となるのが、セラミックの収縮にあります。歯全部をかぶせる形のもの(外側性)でしたら、収縮しても材料を盛り足してゆけば対応出来るのですが、詰める形のもの(内側性)は収縮してしまえば、歯と修復物の間に隙間が生じてしまいます。そのために技工作業は大変なものとなり、また粉状のセラミックを高温で溶かしている現在の手法では強度的にも強いものを作ることが困難となります。
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